和歌山バーテンダー物語 vol.11

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北ぶらくり丁にあるBAR。取材はまだ太陽が高い時間帯、シャッターが閉まった店が目立ち、人通りもまばらである。

店内はシンプルで、カウンターのみ、9つのイス。右の壁には大型モニター、左側には大きな窓があり、アーケードの様子がうかがえる。

「どうして、ここにお店を?」「この雰囲気が好きなんですよ」と答えるマスターは29歳。高校時代からBARをやりたいと思い、大学生のときに師匠に付いて修行をしながら学業に励んだ。卒業式のほんの少し前に、和歌山市雑賀町に店をオープンさせ、北ぶらくり丁に移転。トータル4年半…。

高校のときから自分の将来を描き、実践し、ブレずに歩んできた。そんな話を聞きながら、感心している私がいた。なんとか言葉を探し、「夢が実現したんですね。で、これからは?」と聞いてみた。「50年、バーテンダーを続けたい」と返ってきた。うーん、次の言葉が浮かばない。

“自分を持っている”とはこういうことかと、話を聞いて感じ入った。

スパイシー ブラッディー シーザー

スパイシー ブラッディー シーザー


バーテンダーで始まりバーテンダーで終わる50年。BARという伝統を守りつつ、毎日新しいカクテルも作っていきたいと、意欲をみせる若きマスター。

撮影をしながら「スペース的には、もう少し席を増やせそうですね」と問いかけたが、「9席で0K。それ以上になると今の僕には十分なサービスができないですから」と、きっぱり。ファインダーをのぞきながら、このマスターと共に時を過ごせるお客さんは幸せだと思った。

(次回は9月12日号に掲載)

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住所和歌山市南桶屋町9
電話番号073(488)6160
営業時間午後6時~翌2時
休日木曜
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