念願のマイホーム、家づくりで後悔しないために
間取りより収納に不満 大きさよりも適材適所に配置を

狭小変形住宅でも工夫次第で

不動産・住宅情報サイト「スーモ」が昨年11月に実施したアンケート調査「自宅の満足度に関して」によると、「収納スペース」に不満を感じている人が29.3%で1位。「自宅に取り入れておけば良かった間取りランキング」でも、「ウオーク・イン・クローゼット」「納戸スペース」「シューズ・イン・クローゼット」と“収納”が上位を占めています。そこで今回、生活環境を考慮した住まいづくりに定評のある「瀧川デザイン事務所」(和歌山市新中通)の一級建築士・瀧川嘉彦さんに、間取りと収納の考え方について聞きました。

瀧川さんが設計した注文住宅の図面(が収納の位置)。寝室からも階段側からも通り抜けられるタイプのウオーク・イン・クローゼットは珍しいとのこと

「面積の大きい家は、それなりに収納スペースをとれますが、例え狭小変形住宅でも、LDKや個室の面積を少しずつ削ったり、配置を工夫することで、適材適所に収納スペースを設けることを提案しています。生活導線上にない“不便な大収納”は機能せず、結果的に部屋にモノがあふれる生活に」と瀧川さん。

玄関には靴やコート、ベビーカーなどが片付けられるスペース、キッチンには食品をストックできるパントリー、リビングには掃除機やおもちゃが出し入れしやすい押し入れ、寝室・子ども部屋には衣類が掛けられるクローゼットといったように、「大きさよりも配置が重要」と。ところで、クローゼットと押し入れ、納戸の違いは分かりますか?「布団を収納できる奥行きがあるのが押し入れ、洋服をハンガーに掛けて収納するのがクローゼット。納戸は、衣類や家具・調度品などを収納するための空間。和室がないので押し入れは不要というのではなく、洋室でも押し入れサイズの“物入れ”は必要」とのこと。

「近年、クローゼットは、ウオーク・インが主流で、浴室近くに、家族共有の衣類収納スペースとして『着替え部屋』を配置する人も。ただ、生活をしているとモノは増えるばかり。不要なものは処分することも大事」と教えてくれました。

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