お正月の生放送
その裏側で何が起こる?
お正月も関係ない仕事の一つ、放送局。といっても、関西では、数年前よりは激減した。東京発の生番組を放送しているからだ。そんな中でも、今まで元日の生放送を数回、担当させてもらった。番組にもよるが毎回、スケジュールはとてもタイト。大みそかの夜9時には就寝し、年越しは夢の中で。早朝3時に起床し、正月で盛り上がる街をタクシーで抜け、放送局へ。そのまま近畿各地の初日の出、初詣など、お正月らしいものを紹介し、長時間の特番は終了する。ラジオでもテレビでも経験はあるが、一緒にいるのは、最少人数のスタッフだけ。正月から、局員を働かせたくないのだろう。が、番組終了後には、意外とお金をかけている。おせちに、日本酒などで大宴会が。これだけ豪勢なものを用意してくれるのだから、ギャラも豪勢!と思いきや、それはごく普通。その宴会分をギャラに回してよ、と何度思ったことか。だが、お正月から仕事があるだけありがたい。むしろ、そう思わないとやってられない、とは口が裂けても言えない。新年は、どうなることやら。皆さんはぜひ、良いお年を。
テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
関連キーワード