どうなる!?テレビ業界の
プレミアムフライデー
今月24日から始まる“プレミアムフライデー”。官民が連帯し、偶数月の月末金曜日は、仕事を午後3時頃に切り上げ、豊かな生活を過ごすことを推奨する。しかし、テレビ業界で2カ月に1回とはいえ、午後3時に仕事が終わることは、ほとんどない。昨今の風潮で、就業時間には厳しくなったものの、金、土、日の番組担当者などは帰るわけにはいかないのだ。一方、動きがありそうなのは番組作りの方。金曜日夕方以降の在宅率が上がり、男性向けの企画が増えるかもしれない。また、取材先の交渉も制限されるだろう。プレミアムフライデーを導入する官庁、企業はその金曜日の午後3時以降、電話も取材もできなくなる。これでテレビ業界にまん延しているギリギリの納期で仕事する、というのが減るキッカケになるかも。でも、この構想、どこまで浸透するのか?終業後の午後3時から、飲みに行くにもお金がかかるし、家に帰ったところで、奥さんに煙たがられる人が多いと思うのだが…。今後、休みはいらないから給料を増やせ!という声が上がるかも。もちろん、僕もその一人だ。
テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「す・またん」「かんさい情報ネットten.」「土曜はダメよ」、ABCラジオ「桑原征平粋も甘いも」などの番組構成を担当中。
文:岡内義人
読売テレビ「す・またん」「かんさい情報ネットten.」「土曜はダメよ」、ABCラジオ「桑原征平粋も甘いも」などの番組構成を担当中。
関連キーワード