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なりっちの虹色絵本
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おかあちゃんが つくったる
なんでもつくれるなら おとうちゃんをつくってえな 『おかあちゃんが つくったる』(出版=講談社、長谷川義史/作・絵)は長谷川義史さんの子どものころのお話を絵本化したもので、『てんごくのおとうちゃん』に続く作品です。おか… -
おじいさんの小さな庭
草花が咲き、小鳥が歌い 動物が暮らすおじいさんの庭 桜便りがあちらこちらから届き、駅前のつぼみもようやくほころびかけています。いつかのテレビドラマで「満開の桜を好きだという人と、好きではないという人がいる。満開の桜を好… -
たいせつな きみ
「たいせつなきみ」を見守る お母さんたちの愛 近ごろ、「一人一人を大切に」というフレーズを、よく見聞きするようになりました。保育の世界では当たり前に使われてきた言葉なのですが…。 『たいせつなきみ』(出版=いのちのこと… -
ゆきのひ
印象的な銀世界に心を重ね 絵本の中で雪と遊ぶ 「いま日本にいます。●日か●日の午前10時、例の場所で」とメールが届き、Jちゃんの帰国を知ります。お誘いはいつも突然で、こっちの都合はおかまいなし。それでも段取りをつけ、嬉… -
だるまさんが
「だ る ま さ ん が」と絵本を読めば 8カ月児もウヒャッと笑う! 保育所で『赤ずきん』のエプロンシアターを演じたときのことです。「赤ずきんちゃんとおばあさんと狩人は、幸せに暮らしました。おしまい」と結んだら、1人の… -
クリスマスのおかいもの
みんながみんなのために 心を込めたプレゼント! グラナダ(スペイン)で暮らしていたある年のクリスマスイブ、大家さんちのホームパーティーに招かれました。参加者は大家さんご夫婦と娘さんご一家、2人の息子さんとフィアンセ、そ… -
いちにちにへんとおるバス
※現在、出版社に在庫がありません。図書館などで閲覧してください 人間はやさしさでできている そう信じたくなる一冊 以前、最寄り駅から始発電車に乗ったことがありました。午前5時過ぎの晩秋のホームは薄暗く、乗り込む人もまばら… -
よーい どんけつ いっとうしょう
がんばれお兄ちゃん! 心の優しさ一等賞! 中学・高校生の夜の徘徊(はいかい)行動が問題になっています。寂しさから家を出て、繁華街やコンビニエンスストアで友達を探すのだとニュースが伝えていました。 お寺が経営する「夜間保… -
おじいちゃんの手
おじいちゃんから孫へ 口伝えに語られる黒人差別の歴史 「白魚」にはほど遠い私の手。「柏餅の葉っぱみたい」だと自虐的に思っていたのですが、先日、偶然にも同じ電車に乗り合わせたご近所さんが、「外見に似合わず働き者の手をして… -
トマトさん
夏満開! 真っ赤に熟したトマトと、 昆虫たちのオンパレード 「パパ、もうイヤや」「なにがイヤ?」「Yちゃんにお菓子ばっかり買うって、またママに怒られた」「わあ、そんなん言わんといて。お菓子買うてや〜」。通園途中の父と娘…