和歌山の県立中高一貫校 県立 桐蔭中学校

桐蔭自ら人生を切り拓く力を培う
中高一貫の系統的・継続的な学び

 前身の旧制和歌山県立中学校の流れをくむ、和歌山県立桐蔭中学校・桐蔭高等学校。教育指針として掲げるのは、改革への情熱と伝統を重んじる心を培い、自ら人生を切り拓くリーダー的資質を持つ人材の育成です。

中高一貫教育の学びで得た専門的な知識・技能や興味、関心を大きく成長させる仕組みが特徴。知識・技能の基礎・基本を習得し、深化・発展させるとともに、主体的な学びを通して論理的思考力や表現力、コミュニケーション能力を鍛え、探究心や創造力を伸ばします。

卒業後は全員が高校普通科に進み、1年次は、文系・理系の質の高い学習と、芸術や体育・文系面での教育活動で、総合的教養を高めます。2年次以降は、進路希望に応じた学習集団で学び合い、大学進学につなげます。

特色ある教育活動で学びを支える
「桐蔭キュリオ」「キャリア桐の葉」

 同校独自の教育活動として取り組んでいるのが、「桐蔭キュリオ」と「キャリア桐の葉」です。

「桐蔭キュリオ」では、教科の枠を超え、生活に結び付けて深く学び、新たな発想や視点を持つ力を育むことを目的に、「科学」「国際」「表現」の3つの領域を設定。「科学」では、自然科学的課題を実験、観察、製作などの活動や理数の知識を生かして科学的に追究し、問題解決力を身に付けます。「国際」では、国際社会を多角的に捉え、積極的に関わる態度と考える力を育成。「表現」では、言葉に対する興味や関心を高めて言語感覚を磨き、適切に伝えるコミュニケーション力を養います。

キャリア教育の中核となる「キャリア桐の葉」では、和歌山県の自然や文化、歴史、科学技術などを学ぶとともに、幅広い視野で自らを取り巻く対象を捉え、問題解決の筋道を探究。さらに、職業人からの講話や、大学訪問・企業訪問などの経験を通して、働くことや職業の意義、勉強する理由、また「今、学んでいることが、将来どのように役に立つのか」などの考えを深め、自らの在り方・生き方に迫る、“生きた”キャリア教育にも取り組んでいます。

高野山現地学習(和歌山学)で外国人旅行者とトーク!(中1キャリア桐の葉)

研究テーマを決め、今年も大阪班別研修を実施!(中2キャリア桐の葉)

生徒たちに聞くSchool Life

クラブや学校行事を基盤に
“求められるリーダー”を目指す

 

左から阿部真奈さん、岡本昊大さん、中村凛さん

 独自の教育活動や多彩な行事・クラブを通して次世代のリーダーを育成する桐蔭中。学校生活でリーダーシップを磨く中学3年生3人に話を聞きました。

岡本昊大(こうた)さんは、1年間の学習の総まとめである「桐蔭キュリオ・キャリア桐の葉発表会」に、中1、中2と2年連続で代表の一人に選ばれました。「特に思いが深いのは中2のとき。桐の葉の活動の一環で京都大学を訪問した報告をしました。在校生や保護者が楽しんで聞いてくれるよう、苦心しながら内容をまとめて発表したのを覚えています」と話します。

「文武両道」の校訓に憧れて入学した中村凛さん。家庭部の部長として、部員全員が楽しく交流できるよう、マネジメント力を発揮します。「クラブ活動が好きだからこそ、勉強も手を抜きません」とも。「テスト1カ月前になったら、『やることリスト』を作って計画しながら勉強します。クラブと勉強の両立はメリハリが大事」と笑顔。

阿部真奈さんは書道部の部長。下級生18人をたった一人でけん引してきました。中学校の一番の思い出は書道パフォーマンス。「文化祭という大舞台で、なかなか経験することのない大筆を担当できたのが、とても印象に残っています」
チャレンジ精神旺盛な3人は多彩なジャンルで活躍。岡本さんは科学部で昨年度「FLL(ファースト・レゴ・リーグ)全国大会」に出場。中村さんは「和歌山県統計グラフコンクール」に3年連続入賞。阿部さんは昨年度の「科学の甲子園ジュニア全国大会」に出場を果たしています。

県立 桐蔭 中学校

名称 桐蔭
県立 桐蔭 中学校
住所 〒640-8137 和歌山市吹上5-6-18
電話番号 073(436)7755
HP http://www.toin-h.wakayama- c.ed.jp/toinjhs/

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ちゃぁるず

子育てママ応援スペシャルちゃあるず2019年3月16日号

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