冬はインドアで楽しもう ボードゲームしてみない?

 全国的にも、じわりじわりとブームが広がるボードゲーム。和歌山市にもボードゲームを楽しめる機会が広がってきています。今年は暖冬ですが、家族や友人とインドアで楽しみたいなら、ボードゲームで遊んでみませんか。

“人生ゲーム”“モノポリー”それとも、カードゲームの“UNO”、あなたがハマっていたゲームは何かありますか?

ここ数年、こうしたボードゲームがブームを呼び、首都圏では海外のボードゲームを販売するショップや、店内でボードゲームを楽しめるおしゃれなカフェが増えています。そんな盛り上がりを背景に、和歌山でもじわりじわりとボードゲームのファンが拡大中。「2~3年ほど前からでしょうか、和歌山でも需要が高くなり、お店で扱う商品がだんだん増えてきました」と話すのは、「おもちゃのバオバブ」(和歌山市十番丁)店主の西田亜津子さん。同店は、世界の木の玩具を中心に扱うおもちゃ屋さんですが、年々店内に並ぶボードゲームの数が増えていると言います。

「いわゆる電気・電源を使わずに、カードとかこま、ボードなどを使ってアナログに遊ぶものがボードゲーム。日本では電子ゲームが発展してきましたが、ヨーロッパではこうしたアナログのゲームが定着していて、中には世界的な人気を誇るゲームもあります。そんな海外でヒットになったゲームが日本に入り、ボードゲーム人気を広げてきました」と話す西田さん。

さらに、コミックやアニメの題材になったり、有名人がメディアで取り上げたり、テレビ番組などで紹介されることで、どんどんと拡大してきました。「このブーム、いつかは落ち着くでしょうが、これからは一つの文化として日本でも根付いていってほしいと思います。子どもの遊びの一つに、自然とボードゲームが入っているようになればうれしい」と西田さん。

和歌山でも、イベントが行われたり、ボードゲームカフェなどもあり、人気ぶりが伺えます。その魅力を探ります。

楽しめる場所や機会が広がる

ボードゲームの会やカフェが増え 楽しみ方をそれぞれのスタイルで

お気に入りのボードゲームを持つ「ハンドinハンド」のメンバー。会ではインストや受け付けなど役割分担をして、来場者が楽しめるように運営しています

「おもちゃのバオバブ」では、約2年前から同店で「ボードゲームを楽しむ会」を行ってきましたが、今後さらにボードゲームの面白さや魅力を伝えていこうと、西田さんをはじめとする愛好家約10人が集まってボランティア団体「ハンドinハンド」(代表=西田さん)を結成。昨年4月から月に1度の定期的な“楽しむ会”と、春・秋には1日にわたってボードゲームで遊べるイベントを開催してきました。春・秋の1日イベントには大人・子どもを合わせてぞれぞれ100人以上が来場、月に1度の楽しむ会の参加者も拡大し、1月は67人が集まりました。

楽しむ会やイベントでは、ハンドinハンドのメンバーが自前のゲームを持参し、参加者はそれらを借りて遊ぶことができます。また、メンバーは役割分担をして、インスト役(ルールの説明をする人)になり、参加者たちが初めてするゲームの手助けをしたり、好きなゲームを紹介するなどして、会を盛り上げます。

「仮想空間ではなく、さまざまな人と人が接しながら、会話をして楽しむのがボードゲームの魅力。たくさんの人が集まるのはうれしい」と、西田さん。特に同会には子どもの参加が多いのも特徴。「ゲームを通してルールを守ることを知ったり、また、勝ったり負けたりすることで負けた人の気持ちや、人との付き合い方が分かってくるので、特に子どもさんにはおすすめです。バランスを取るもの、スピードを競うもの、記憶力を生かすもの、戦略が必要なもの⋯、ボードゲームにはさまざまな種類があり、どんなことが得意かを見極めることも」とも。

「でも、それを目的にすると、子どもにはばれちゃう。まずは大人が一緒になって楽しまないと、子どもに面白さは伝わらないと思います。楽しいから、いろいろなことが身につくんですね」と話します。

次回の「ボードゲームを楽しむ会」は2月8日(土)(下記参照)。

コミュニケーションの糸口に 子どもたちの世界を広げる

「PeerNet」の小山理事長とスタッフ

児童発達支援の場でもボードゲームが取り入れられています。発達障がいや不登校の児童の居場所づくりや学習・就労を支援するNPO法人の「Peer Net(ピアネット)」では、運営している学育室に、子どもたちが自由に遊べるスペースを確保。同法人の理事長で、臨床心理士、公認心理士の小山秀之さんは、「子どもたちは勉強が終わったら、自由に遊んで過ごします。テレビゲームもあるのですが、やはり、ボードゲームで遊ぶ方が友達との会話が増え、人とのコミュニケーションもしやすくなる。ものの見方やとらえ方など、子どもたちの世界が広がります」と話します。ボードゲームの奥深い魅力、あなたも感じてみませんか。

【イベント情報】

●ハンドinハンドのボードゲームを楽しむ会

日時 2月8日(土)午後6時15分~9時15分
場所 和歌山市中央コミセン(同市三沢町)
費用 大人200円、子ども100円(ゲーム使用料)
定員 100人
申し込み方法 申し込み不要、出入り自由
お問い合わせ 073(422)0123 おもちゃのバオバブ

●欧米で大ヒットしたボードゲームにトライしてみよう

日時 2月16日(日)、23日(祝)午後1時~5時
場所 ザ・リビング・ルーム(有田川町長田546-1)
費用 1人500円
定員 20人(小学生以下は保護者同伴)
申し込み方法 メールでboardgamearida@gmail.com

●和歌山ボードゲーム遊戯会

日時 原則毎月第3土曜午後5時~9時半
※2月は休会、次回は3月21日(土)
場所 創カフェ(紀の川市粉河853)
費用 1人500円
定員 特になし
申し込み 申し込み不要、出入り自由
お問い合わせ 0736(60)8233 創カフェ

※急な日程変更もあり、参加時には必ずブログhttp://boyukai.blog.jp/をチェック

ボードゲームを買う&遊べるスポット

おもちゃのバオバブ
 買  ボードゲームを多数取り扱うおもちゃ屋さん。小さい子どもでも楽しめる簡単なボードゲームも多数あり、海外のゲームを中心にしているので、デザインや絵がとってもおしゃれなものがそろいます。

住所 和歌山市十番丁48
営業時間 午前11時~午後6時
定休日 火曜
駐車場 2台
お問い合わせ 073(422)0123

ボードゲーム&TCG(トレーディング・カード・ゲーム)喫茶 すのめろ
 遊   ボードゲームを200種類以上そろえ、TCGやコミックも充実。コーヒーを飲みながら、食事をしながらゲームを楽しめます。スペース利用500円〜(紅茶またはコーヒー付き)、軽食のメニューが充実しています。

住所 和歌山市西高松2-1-1 2階
営業時間 午後3時~10時
定休日 無休
駐車場 なし
お問い合わせ ツイッターから(https://twitter.com/tenchouhayato)

glass hopper(グラスホッパー)
 遊   週末限定でオープンしているバー。お客さんが持ち込み、店に置いているボードゲームが数種類あり、誰でも自由に使えます。お酒を飲みながら楽しめる大人のスペース。ボードゲームの持ち込みOK。

住所 和歌山市島橋東ノ丁1-47
営業時間 土・日曜午後8時~深夜2時
駐車場 なし
お問い合わせ インスタグラムから(https://www.instagram.com/cipper__/?hl=ja)

フォレストG・P(ガン・プラ)
 遊   月に1度オープンするボードゲームカフェ。参加者が持ち寄るボードゲームが50~60種。フリードリンク・お菓子付き300円(小学生以下150円)。初来店者は無料。お弁当など持ち込みOK。2月は16日(日)。

住所 和歌山市雑賀屋町東ノ丁62 2階
営業時間 毎月第3日曜午前11時~午後6時
駐車場 なし
お問い合わせ 073(494)3077

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