通勤や通学、観光客の利便性向上 和歌山市でシェアサイクル事業がスタート 中心市街地や観光地に23カ所のサイクルポート

路線バスの利便促進
経済・観光振興、環境対策など

尾花正啓市長、ユタカ交通の豊田英三社長、OFOJAPANの日吉良昭日本市場統括が自転車に試乗

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(左)公園やバス停、観光地にあるサイクルポート (右)自転車の車体に、専用アプリの2次元コードの読み取り画面をかざすと解錠されます

(左)公園やバス停、観光地にあるサイクルポート (右)自転車の車体に、専用アプリの2次元コードの読み取り画面をかざすと解錠されます

自転車を複数の場所で借りたり返却したりできるサービス「シェアサイクル」が、3月28日から和歌山市でスタートしました。

和歌山市内の中心市街地(公園やバス停近く)や観光名所(和歌浦、紀三井寺)など23カ所にサイクルポート(専用駐輪場)が設置され、自転車を約120台配置。スマートフォンの専用アプリから、GPS機能でポートを検索して、車体の2次元コードにスマホのスキャン画面をかざすと解錠されます。利用料金は30分100円、1日パス500円、月額パス2500円。クレジットカードで支払うシステムで、事前登録が必要です。

和歌山市では、自転車を活用して公共交通機関の利用促進、中心市街地の回遊性向上、観光振興を図る「スマートサイクルシティわかやま」を推進するために、シェアサイクルの導入を検討。世界21カ国250都市でシェアサイクル事業を展開している「ofo(オフォ)」(本社=中国北京市)の日本法人「OFO JAPAN」と、これまで和歌山市内でレンタサイクル事業を手掛けてきた都市再生推進法人の「ユタカ交通」(本社事務所=和歌山市中之島)と連携協定を締結しました。

ofoが日本で事業展開するのは和歌山市が初めてで(4月9日に北九州市でサービス開始)、ユタカ交通は、自転車の管理や修理に当たります。

海外では、地球温暖化抑止や健康増進などの観点から、「自転車シェアリング」が普及。レンタサイクルとの違いは、駅など借りた場所に返却するのではなく、まちなかや観光スポットなどにある駐輪エリアで自由に“乗り捨て”できることで、和歌山市は、路線バスとの組み合わせで、通勤や通学、観光に利用してもらいたい考え。サイクルポートは需要に応じて拡大していく方針です。

23カ所のサイクルポート以外にも、公共・私有駐輪所に「一時駐輪」させて、買い物や食事をすることはできますが(一時駐輪中は料金未加算)、利用できるのは借りた本人だけ。違法駐輪や長時間の放置自転車は、GPSとユーザー報告をもとに回収され、その利用者はポイントが減点されます(0になると利用不可に)。

現在、5回まで30分間の利用が無料になるキャンペーンを実施中。アプリをダウンロードして、試乗してみて。

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