「ミスター・オブ・ザ・イヤー」の
レジェンド部門で日本一に輝く

レジェンド部門グランプリ 岩橋延直さん

レジェンド部門グランプリ 岩橋延直さん
【プロフィル】
1934年、和歌山市生まれ。25歳で歯科医院を開業し、89歳となった今も歯学博士として診療を行う

 「えんちょく先生」(本名は「のぶただ」)と呼ばれ、多くの人に長年親しまれている岩橋延直さん。満年齢89歳ながら、今も現役の歯学博士として岩橋歯科医院(和歌山市三木町中ノ丁)で診療を続けています。

今年3月に和歌山市役所で、「アイビー・エンタテイメント」(東京都渋谷区)が主催するコンテスト「ミセス・オブ・ザ・イヤー」の和歌山大会統括プロデューサーである宮本ゆきよさんと偶然出会い、声をかけられます。「ミスターの部門もあるので、出場してみませんか」と。最初は自分なんかが…と困惑した岩橋さんでしたが、宮本さんの熱意に打たれて出場を決意。8月に和歌山市で行われた「ミスター・オブ・ザ・イヤー関西大会レジェンド部門(60歳以上)」に出場し、見事優勝。東京で11月に開かれる全国大会に駒を進めました。

「会場に行くと、あちこちから声をかけられたんです。事前に宮本さんが私をアピールしていたおかげか、『和歌山から90歳のミスターがやってくる』と評判だったみたいで(笑)。ステージでのスピーチで、満年齢ではなく数え年の『90歳です』と話し始めると大きな歓声に包まれ、『現役の歯科医として働き、社会教育活動を行っています』と続けたら、約1500人の観客がどよめきました」と、岩橋さんは当日の模様を振り返ります。

スピーチの他、ウオーキング、エスコートなどの課題をクリア。「出るからには負けたくないとの心境でしたね」と話す岩橋さんの頭上に、見事栄冠が輝きました。

「1日のうち、8時間働き、8時間自由に過ごし、8時間寝る。食事は腹6分目、ごはんを減らすことで若い頃のズボンが入るようになりました。とにかく、仕事は元気のもと。先日もコンテストで知り合った東京の方が、歯の治療に和歌山まで来られましたよ」と笑顔で健康の秘けつを披露する岩橋さん。その話しぶりは終始、“ミスター”の称号にふさわしいダンディーでした。

「ミスター・オブ・ザ・イヤー2023全国大会レジェンド部門」で、グランプリに輝いた岩橋さんの表彰式。

「ミスター・オブ・ザ・イヤー2023全国大会レジェンド部門」で、グランプリに輝いた岩橋さんの表彰式。同コンテストは、「内面も含めた魅力的な男性を選ぶ」がコンセプト。「優勝できて本当にうれしい。まだまだがんばれると勇気が湧きました」と話します。

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