妊娠率は 30代後半から急降下

妊娠率は 30代後半から急降下
最近、よく耳にする“妊活”。晩婚化の影響もあり関心を持つ女性が増えていますが、そんなに妊娠って難しいの?専門医に聞きました。

Q 子どもがなかなかできません。もしかして不妊症?

A 不妊の定義が、平成27年夏以降、妊娠を希望した男女が2年間かなわなかった場合から、1年間と短くなり、卵巣や精巣などの治療が必要な場合は、期間を問わないと変更されました。

Q 自然と妊娠できるのでは。

A いろいろな統計がありますが、30代前半までに妊活・不妊治療を始めた場合、およそ7割が出産に至るのに対して、30代後半で約4割、40代以上になると約1割と年齢とともに低下します。

Q なぜ妊娠率が低下するのですか。

A まずは「卵子の老化」が考えられます。女性は生まれたときに、一生分の卵子のもとが作られていて、年齢とともに数が減少します。卵子も自身と同じ年齢を重ねていくので、加齢に伴い質も低下していきます。また、子宮頸(けい)がん、子宮内膜症、卵巣嚢(のう)腫などの婦人科疾患が見つかった場合、先に治療を優先させ、妊娠・出産を先送りにせざるを得ないこともあります。

その他、男性の草食化やセックスレスの増加も考えられます。実際に1回の性交渉で妊娠するとは限らず、排卵期に回数を増やすことで妊娠率が上がることもあります。「私って妊娠できるの?」と思ったら、体調チェックをかねて産婦人科を受診しましょう。排卵の有無、生理周期などを知ることは、妊活にも避妊にも大切なことです。

取材協力 日本赤十字社和歌山医療センター第一・第二産婦人科部
ホームページ http://www2.kankyo.ne.jp/nisseki-w/

※次回は4月2日号掲載

コーナー

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山9月14日号「3姉妹のママ×タレントのパワーの源は?仕事も育児も全力投球するため “自分ファースト”の気持ちを大切に」
     9月25日は「主婦休みの日」。毎日頑張る皆さんにとって、自分をねぎらい、リフレッシュする時間はと…
  2. リビング和歌山9月7日号「ワークスタイル -これからの“働く”を考える- 暮らしの笑顔を運んでいます」
    男社会ともいわれていたトラック物流業界。法律の改正による労働時間の制限に加え、運転手不足などが社会…
  3. リビング和歌山8月31日号「平安の鼓動を感じて」
     「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されて20年。これを記念した「令和の熊野詣」が、9月か…
  4. リビング和歌山8月24日号「すごいぞ!和歌山の底力 健康と美容をサポート 米ぬかに夢と未来を託して」
     人々の健康に対する意識は、コロナ禍を経てますます高まっています。中でも免疫を高める食生活への関心…
  5. 近鉄百貨店 和歌山 夏休み特別企画 キッズカーニバル
    夏休みの工作にもぴったりのワークショップが、8月2日(金)~8月15日(木)まで近鉄百貨…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2024/9/12

    2024年9月14日号
  2. 2024/9/5

    2024年9月7日号
  3. 2024/8/29

    2024年8月31日号
  4. 2024/8/22

    2024年8月24日号
  5. 2024/8/8

    2024年8月10日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る