正しい知識で正しい行動を
えっ、熱がある!どうするの?

今年の新語・流行語大賞に多数ノミネートされた、「ステイホーム」や「新しい生活様式」など、新型コロナウイルス関連のワード。コロナと共存する生活を強いられた一年でしたが、まだまだ続きそう。気温の低下、空気の乾燥につれ、ウイルスの感染リスクは高まり、インフルエンザの流行も心配されます。今だからこそ、熱が出たときの行動を再確認!

感染リスクが高まる冬
発熱したときの“いますべき行動”は?

今年1月15日に、日本で初めての感染者が報告されて以降、私たちの生活に大きな影響を与えている“新型コロナウイルス”。11月30日現在、国内の感染者数は14万8千人を超え、和歌山県内の感染者数も452人に達しました。クラスター感染や、重症患者の増加などに不安を感じる人も多いはず。

また、これから年末年始の帰省やお出かけなどで人に会う機会も増える上に、空気の乾燥によりコロナウイルスだけではなく、インフルエンザの感染リスクも高まります。もし体調が悪くなったときどうしたら良いのか…と心配ですよね。リビング和歌山9月12日号の特集「コロナ禍の生活でこんなことに困りました」の読者アンケートでも「コロナかも?と思ったときはどうしたら良い?」という不安に思う声が多数届きました。

そこで今回、「発熱したとき、受診はまずどこに?」「自分がもしも濃厚接触者になってしまったら?」「インフルエンザとコロナウイルスの症状の違いは?」などの疑問を、和歌山県健康局健康推進課に聞きました。感染予防をしっかりと行うことはもちろん、“もしも”に備えて正しい知識が必要です。自分自身と家族や周りの人のためにも要チェックです。

“もしも”に備えて確認

まずは電話で相談


①かかりつけ医など地域で身近な医療機関へ

②かかりつけ医がない場合は、住んでいる 地域に該当する、下記の相談窓口へ

和歌山県全域

和歌山県新型コロナウイルス感染症専用相談窓口

電話 073(441)2170
営業時間 24時間対応
定休日 無休

和歌山市

和歌山市保健所 (和歌山市新型コロナウイルス感染症健康相談窓口)

電話 073(488)5112
営業時間 午前9時~午後5時45分
定休日 土・日曜、祝日、12月29日~1月3日

和歌山市夜間・休日応急診療センター

電話 073(425)8181
営業時間 月~金曜 午後8時~午前5時半
土曜 午後7時~午前5時半
日曜、祝日 午前10時~正午、午後1時~4時半、7時~午前5時半
定休日 無休  ※12月29日は午後7時~午前5時半、12月30日~1月3日は日曜、祝日と同様に対応

海南市・紀美野町

海南保健所

電話 073(482)0600
営業時間 午前9時~午後5時45分
定休日 土・日曜、祝日、12月29日~1月3日

岩出市・紀の川市

岩出保健所

電話 0736(61)0020
営業時間 午前9時~午後5時45分
定休日 土・日曜、祝日、12月29日~1月3日

公立那賀病院

電話 0736(77)2019
営業時間 午後5時~午前8時半
定休日 月~金曜 12月29日~31日 ※1月1日~3日は土・日曜、祝日と同様に対応

医療法人共栄会 名手病院

電話 0736(75)5252
営業時間 午後7時~午前8時半
定休日 土・日曜、祝日、1月1日~3日 ※12月29日~31日は午後5時~午前8時半対応

稲穂会病院

電話 0736(74)2100
営業時間 月~金曜 午後7時~午前9時
土曜 正午~午後5時
日曜 午前9時~午後5時
定休日 祝日 ※12月29日~1月3日は24時間対応

検体の採取・診療

陽性の場合


無症状・重軽症に関わらず入院が必要。

入院後

有症状者

①発症日から10日経過し、かつ症状回復後72時間経過
または
②症状回復後24時間経過した後、24時間以上間隔を空け、2回のPCR検査で陰性を確認

——————————————————–

無症状者

①検体採取日から10日経過
または
②検体採取日から6日経過後24時間以上間隔を空け、2回のPCR検査で陰性を確認

①か②のどちらかに当てはまる場合、退院ができます。 退院後も2週間の健康観察(保健所から電話で熱の有無などをチェック)の後、さらに2週間セルフチェックを行い、症状を観察していきます

陰性の場合

濃厚接触者

2週間自宅待機と健康観察を行い症状を観察

——————————————————–

濃厚接触者ではない

陰性と判明後、外出や出勤などが可能

Q1.どういった人が 濃厚接触者になるの?

必要な感染予防策をせず、対面で互いに手を伸ばして届く距離(1m程度以内)で15分以上接触がある場合とされています。ですが、個々によって条件が異なるため、陽性者と発症2日前から入院などをした日までに接触のあった人を対象に、マスクや対面での接触の有無など具体的な状況により保健所が判断し、濃厚接触者を絞っていきます。対象者となった人は、保健所からPCR検査などの指示があります。

Q2.診療・検査医療機関って?

コロナウイルスの診療・検体採取が可能な医療機関を指します。「診療・検査医療機関」は県内に約300機関あり、診療、検体採取ともに可能。該当機関の一般公表はされていないので、かかりつけ医や相談窓口の指示に従って受診、検体の採取を。

Q3.インフルエンザと 症状の違いは?

インフルエンザの症状は、ワクチン接種の有無により程度の差はありますが、高熱などの全身症状が強くみられます。一方コロナウイルスは、発熱に加え息苦しさや味覚・嗅覚障害を伴う点がインフルエンザとの違いです。なお、自覚症状がなかったり、見分けがつきにくい場合が多々あるので、疑わしい症状がある場合は、窓口で相談してください。

Q4.旅行先で発熱して、コロナか どうか不安…どうすれば良い?

まずは旅行先の都道府県の専用相談窓口へ電話相談を。首相官邸ホームページに全都道府県の電話相談口サイトが明記されています。 https://www.kantei.go.jp/jp/pages/corona_news.html

Q5.今後、どんな行動が必要?

これまでの感染傾向として、第1波は50、60代が中心に、第2波は20代以下が多く見られました。そして、11月以降始まった第3波は、50代以上の年代、特に70代以上の高齢者の感染者数が増加しているのが特徴的です。高齢者が感染すると重症化する可能性が高く、非常に危険です。「3密の回避」「マスクの着用」「手洗いうがい」などの基本的な予防策を引き続き強化していただくとともに、 ・高齢者は大規模な催しの参加を控える ・感染が拡大している地域に出かけての会食を控える ・遅くまで集団で会食・宿泊をしない ・濃厚接触者は陰性でも健康チェックなどを注意して行う などの徹底が肝心です。また、少しでも気になる症状があれば通勤、通学を控えて、速やかにかかりつけ医か相談窓口へ。皆さんの「感染しない」「感染させない」行動で今後の感染拡大を抑えることができるはずです。この正念場を、みんなで乗り越えましょう!

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