番組の作り方
テレビは恋人、ラジオはなぁに?

テレビのツムジ

番組の作り方
テレビは恋人、ラジオはなぁに?

この新型コロナで、「共感疲労」が話題となっている。これは、コロナ報道ばかりのテレビを見て共感し、苦しくなってしまうということ。そんなときにおススメなのがラジオだ。重要なニュースもリアルタイムで伝わるし、目で見るテレビよりも刺激は強くない。自粛期間も担当ラジオ番組には、多くのリスナーから温かいメッセージをいただいた。僕は以前から、テレビは恋人で、ラジオは夫婦説を唱えている。説明すると、テレビはチャンネルをすぐに替えられるし、目移りするメディア。だから、恋人を落とすように、常に展開も早く、くぎづけにさせる番組作りをしないといけない。一方、ラジオは家事をしたり、運転したり、ながら聴きが多いメディアだ。ずっとそばにいても嫌じゃない、常に心地よい存在でないといけない。つまりは、熟年夫婦ように、情熱的な愛はないけれど、居なきゃ困る存在だ。どちらがいいか、タイミングで使い分けてもらえればいい。ただ、新型コロナでは、夫婦・家族への感謝に多くの人が気づかされた。今後のラジオもそうなれば、もっと盛り上がるだろう。

テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける

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