【全国社会人サッカー選手権大会関西予選 1回戦レポート】前大会の王者、本戦出場ならず
- 2016/7/27
- コーナー
- Allez ARTERIVO, 試合
7月24日（日）、アルテリーヴォ和歌山は橋本運動公園陸上競技場（橋本市）でOKFC（大阪府リーグ1部）と対戦。0-0の延長戦の末、PK負けを喫しました。
この日キャプテンマークを巻いた林慧選手をはじめ、全員が最後まで諦めずに戦いました。
40分ハーフで行われる『全国社会人サッカー選手権大会（全社）』関西予選1回戦は、前半開始わずか10分でアクシデントに見舞われ、選手交代を強いられる苦しい展開に。ゴールを狙うもシュートは枠を捉えきれず、得点を奪えないまま80分を終えました。
延長戦では、疲労で足がとまってきていた相手チームに猛攻を仕掛けましたが、相手キーパーのファインセーブに阻まれ、得点できず。全社本戦さながらの緊張感ある試合はそのままPKにもつれ込み、4-5のPK負けという口惜しさの残る結果となりました。
本大会出場の切符を逃したことにより、JFL昇格をかけて戦う『全国地域サッカーリーグ決勝大会』出場への道は、関西リーグで優勝するのみになります。
坂元要介監督は、「こちらもゴールを奪えなかったが、対戦相手も同じように決定的な場面で得点できなかったおかげで、PK戦にもつれ込みました。出場したメンバーは、チーム内の紅白戦では良いプレーができていた。最近の試合経験が少ないこともあって緊張感を持ちすぎ、良い部分を出しきれなかったと感じています。この敗戦を絶対に無駄にはしない。次の試合やその先に向け、必ず成長する材料とします」と話しています。
次の試合は、『和歌山県サッカー選手権大会（天皇杯和歌山県予選）』の準決勝。7月31日（日）13:30キックオフ。紀三井寺陸上競技場（和歌山市）で、日高FCと対戦します。
試合後のあいさつで、悔しさと申し訳なさから頭が上がらなかった選手たち。逆境は、進化のチャンス。この辛さを受け止め、乗り越え、さらに強くたくましくなる姿をきっと見せてくれます
Text＆Photo by 前田カオリ
和歌山県出身、サッカー主体のフリーライター。関西を中心に、育成年代から地域リーグまで幅広く取材中
和歌山県出身、サッカー主体のフリーライター。関西を中心に、育成年代から地域リーグまで幅広く取材中
コーナー
関連キーワード
交通安全キャンペーン2024 贈呈式
おすすめ記事
-
プレミア和歌山認定品の毬玉アクセサリー、天然石や真鍮のアクセサリーやビーズ・スパンコール刺繍の作品… -
2024/4/18
知ってた？
有田市に国内最大級のチューブスライダー出現3月23日、有田市初島町に誕生した健康スポーツ公園「BIG SMILE PARK(ビッグ・スマイ… -
2024/4/11
全国のリビングネットワークで
｢さかなをたべよう！｣キャンペーンおさかな、食べていますか？ 海に囲まれたニッポンは、種類豊富な水産物に恵まれています。今年度、全国… -
2024/4/4
生地卸商から始まり
多角化戦略で進化する
老舗100年企業地域経済をリードする地元企業の魅力に迫る「すごいぞ！和歌山の底力」シリーズ。今回は和歌山市に根付い… -
2024/3/28
遊びを通した心の栄養士
おもちゃコンサルタントおもちゃの広場では、全国のおもちゃ美術館に展示されている国内外のおもちゃが並びます 山本記代さん…
