オリジナル絵柄のせんべいで
和歌浦をもっと有名にしたい!
和歌浦小学校5年1組の児童が取り組む

商品化して2月中は「鷹屋製菓」で販売

和歌浦小学校5年1組の児童

オリジナルの和歌浦せんべいとPRするポスターを持ってにっこり。写真中央が林さん

 和歌山市立和歌浦小学校5年1組の児童たちが考えた、オリジナル絵柄の和歌浦せんべいが完成、2月28日(金)までの期間限定で、「鷹屋(たかや)製菓」(同市和歌浦南)で販売されています。

「今年4月から、総合の学習の時間を活用して、“大好きな和歌浦をもっとたくさんの人に知ってもらって、有名にしたい”と、子どもたちが取り組んできました」と、担任の奥村文洋教諭。

林さんが授業で和歌浦せんべいについて話しました

和歌浦せんべいは歴史もあり、和歌山でおなじみのお菓子ですが、クラスの中に知らない児童が数人いました。そのことをきっかけに、まずは身近な友達や家族に知ってもらい、和歌浦せんべいを通して地域の魅力を発信しようと計画。自分たちが絵柄を考えて、オリジナル和歌浦せんべい作ろうと、商品化を目指していました。

協力したのが、和歌浦せんべいの製造卸・販売をする「鷹屋製菓」。代表の林美保さんが、和歌浦せんべいの絵柄にどんな種類があるかを話したり、焼印を使うため、どんなことに気を付けてデザインをすればよいかなどをアドバイス。東照宮のせんべいはあるのに、和歌浦天満宮の絵柄がないことに気付いた児童たちは、和歌浦天満宮を描こうと決め、一人一人が絵柄を考案。みんなの意見をまとめて、一つのデザインに仕上げました。「天満宮」の文字に、下から見上げた神社の様子、そして、ニコちゃんマークのような笑顔のイラスト。「和歌浦の人たちの優しさや元気さ、明るさを子どもたちは表現しています」と、奥村教諭は話します。

和歌浦小学校5年1組オリジナルの和歌浦せんべいは、3枚入り80円、鷹屋製菓で販売中(1日100袋限定)。「たくさんの人に食べてほしい」と、みんなでポスターも制作してPRしています。

オリジナルで絵柄を考えた和歌浦せんべい


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