お披露目後は県立自然博物館に寄贈

生きていたときのベニーちゃん
昨年7月、推定年齢31歳で亡くなった「和歌山城公園動物園」のツキノワグマ“ベニーちゃん”。約30年の間、同園のシンボルとして愛され、亡くなった時には多くの市民から追悼の声が寄せられました。
そんな市民の思いに応え、ベニーちゃんの生きた姿を残そうと、市民団体「わかやまフレンZОО(ズー)ガイド」が「ツキノワグマ『ベニーちゃん』の生きていた姿を後世に残す」プロジェクトを実施。はく製と骨格標本を作製して県内の博物館に寄贈しようと、園内で寄付を募ったり、今年1月にはクラウドファンディングを立ち上げ、目標金額を上回る約153万円の資金を得て、7月にはく製が完成しました。
9月23日(祝)、わかやまフレンZООガイドと和歌山城動物園が協働し、完成したはく製を披露する「ベニーちゃん感謝祭」を和歌山城ホール4階の大会議室で開催します。“おかえり。また会えたね”をキャッチコピーに、感謝祭は午前9時半にスタート。「はく製お披露目式」ではく製が初公開され、これまでの経緯や取り組みの意義などの報告があるほか、和歌山市からベニーちゃんへの感謝の言葉、また飼育員の思い出などが語られます。その後、午後5時まではく製はパネルなどとともに同会場に展示。お披露目式も一般公開され、誰でも入場できます(申し込み不要)。
感謝祭の後、ベニーちゃんのはく製は和歌山県立自然博物館(海南市船尾)に寄贈されることが決まっています。
ベニーちゃん感謝祭「はく製お披露目式」
※誰でも参加できます
午前9時半から
はく製公開
経緯説明・活動の意義など
感謝の言葉
飼育員さんの思い出
お問い合わせ | わかやまフレンZООガイド 090(6729)8978 |
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