中古住宅に対するマイナスイメージは何? 構造や予算など、心配事は購入前にしっかり確認

20170114housing
検討のポイントは立地や価格、街並み
全国的な空き家の増加に伴い、国は中古住宅の利用促進に力を注いでいます。一方で、消費者も中古住宅に対する意識が変わりつつあり、予算や立地に合わせて探し、リフォームやリノベーションをする人も増えてきています。しかし、購入時には、新築とは違う心配や不安を抱く人も少なくありません。

昨年12月、LIXIL(リクシル)住宅研究所とアイフルホームカンパニーが、情報サイト「失敗しないためのリフォーム情報サイト」で中古住宅に関する調査を発表しました(調査期間は平成28年6月~9月、対象は年齢不問の男女100人)

中古住宅のマイナスイメージについては「構造が心配」が52%と最多。「リフォームの価格が高い」(22%)、「近所づきあいが心配」(8%)などが続きました。理由は、地震に対する強度や設備などが傷んだときの修繕費、その地で長年生活している人たちの中に入ることへの不安が多くみられました。

中古住宅を購入するときの心配は、「どのくらいの期間住めるか」(45%)、「費用・ローン」(17%)など。調査では「購入後すぐにリフォームすることになれば、資金面での問題も発生します。想定外のことを避けるために、購入前にしっかりと物件をチェックすることが大切」としています。

また、中古物件を検討するときに重視するポイントは、「立地」(51%)、「価格」(21%)、「街並み・デザイン・雰囲気」(13%)などで、生活する上での便利さや価格を重視する結果に。「既にリフォームされた物件か、自分でリフォームするか」の問いには、「リフォームから検討したい」が60%あり、自分の思い通りの家を設計したいという気持ちが見られました。

心配なく購入するためには、専門家による住宅診断や中古住宅瑕疵(かし)保険への加入を検討してみてもいいかも。

ハウジング

 

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2025年11月1日号「深まる秋 お出かけも夜長も カフェでわたし時間」
     ぐっと気温が下がり、秋が一気に深まりました。山々が色づき始め、そろそろ届く紅葉の便りにお出かけ気…
  2. リビング和歌山2025年10月25日号「話題を呼ぶNew Spot 県内初! 「ハンズ」オープン」
     10月15日、近鉄百貨店和歌山店に和歌山県初の「ハンズ」がオープン。さっそく話題を集めています。…
  3. リビング和歌山2025年10月18日号「ワークスタイル -これからの“働く”を考える- 今日も社会を動かす場所で」
     近年、警備の仕事で女性の活躍が目立つようになり、女性警備員が全体の7・3%を占めるまでに増えてい…
  4. リビング和歌山2025年10月11日号「勝手にリビングノーベル食文化賞」
     各分野で人類に対して多大な貢献をした人物に贈られる「ノーベル賞」。食欲の秋を迎えた今週は、食の道…
  5. リビング和歌山2025年10月4日号「伊太祈曽駅から四季の郷公園まで運行中 トゥクトゥクに乗ってお出かけ」
     ようやく暑さも和らぎ、出かけやすい季節になりました。伊太祈曽駅から四季の郷公園の間を“トゥクトゥ…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2025/10/30

    2025年11月1日号
  2. 2025/10/23

    2025年10月25日号
  3. 2025/10/16

    2025年10月18日号
  4. 2025/10/9

    2025年10月11日号
  5. 2025/10/2

    2025年10月4日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る