口から始まる健康づくりvol.80
健康な歯の土台づくり
“0歳からの歯育て”

抱っこや授乳時の姿勢、ハイハイが
赤ちゃんの歯並びの良し悪しに影響

全身の健康に関わる歯の健康。歯や口腔(こうくう)のケアは歯が生えてからスタートするものと考えるかもしれませんが、歯の土台づくりは実は0歳から始まります。きれいな歯並びをつくるためには、あごの正常な発達をうながすことが大切です。

首がすわっていない赤ちゃんを抱っこする場合は、背中がCの字を描くように丸い形になることを意識して。頭が後ろに反らないように注意を。のけ反るような体勢になり、あごが上がって口が開いた状態が日常化してしまうと、口の周りの筋肉の育成や歯並びの形成に影響が出てくるためです。口を閉じて鼻呼吸していることを確認しましょう。赤ちゃんの首がすわってから抱っこひもを使用するときは、同様の理由から、頭が後ろに倒れず、しっかりと保護できるものを使うことをおすすめします。

授乳時の姿勢も大切。座って授乳する場合は、背筋を伸ばして前かがみにならないように、浅飲みではなく深飲みをさせることがポイント。乳首を深くくわえることで、口腔周囲の筋肉を正しく使うことができ、舌やあごなどの発達につながります。哺乳瓶は、子どもの成長に合わせて吸い口などをこまめに新調しましょう。「ごくごく飲めるように」と穴の大きな吸い口を選ぶよりも、月齢や発育に合わせて、口のトレーニングができるようにしてください。

離乳食の段階には、スプーンの使い方に気をつけて。口の中に押し込まないよう、下唇にスプーンを置き、赤ちゃん自身が上唇ではさんで食べるまで待ちましょう。上唇がしっかりと下りたら、スプーンを水平に引き抜いてください。スプーンを口の奥に押し込んで食べさせてしまと、正しい摂食嚥下(えんげ)の機能が身に付きにくいため、舌や唇の筋肉の発達に影響が出て、歯並びの乱れにつながります。また、成長に合わせて適度な量とかたさの食材をあげるのも大切です。

発達には、首が座る、寝返りをする、ずりばいをする、ハイハイをする、自分で座れる、立ち上がり歩く、といった順番が非常に重要。特に、ハイハイをたくさんすることで、腹筋・背筋・胸筋など上半身の筋肉や心肺機能が育ち、あごもしっかり発達します。成長の度合には個人差があるので、無理に立たせたり座らせたりせず、歩行器などの多用はできるだけ控え、成長の段階を見守ってあげましょう。
(川崎豪彦)

店舗名かわさきデンタルクリニック
電話番号073-488-5489
Webサイトhttps://www.kawasakidentalclinic.com/
住所〒640-8451 和歌山市中573-19-403
ふじと台ステーションビル エスタシオン EAST 4階
営業時間(診療時間)9:30~13:00、14:30~19:00
火曜日は9:30~15:00
金曜日・土曜日は18:00まで
定休日(休診日)
日曜・祝日

みんなの健康

関連キーワード

 

私立中学校・高等学校進学フェアin和歌山2026

私立中学校・高等学校進学フェアin和歌山2026

交通安全キャンペーン2026 応募はこちら

交通安全キャンペーン2026 応募はこちら

おすすめ記事

  1. ホットに!“和歌山サ活”スポット
     根強く続くサウナブーム、和歌山市内には個性豊かな新施設が増えています。自然豊かな立地を生かしたサ…
  2. リビング和歌山2026年2月7日号「カレーうどんであったまろ!」
     暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きそう。程よいスパイス、熱さを保持するつゆのとろみ、消化過…
  3. 企業主導型保育事業2026
    企業が設置する保育施設ですが、地域のニーズに合わせて、地域枠として受け入れてくれます。 ご自宅…
  4. リビング和歌山2026年1月31日号「水辺の景観を生かしたまちづくり 食でつながる新拠点「帝国座テラス」」
    和歌山市の東ぶらくり丁、かつての映画館「帝国座」の跡地に、今冬、複合商業施設「帝国座テラス」(同市…
  5. リビング和歌山2026年1月24日号「南葵音楽文庫100年 紀州徳川の世界的な音楽遺産」
     「南葵音楽文庫」の前身である「南葵音楽図書館」が、開館して100年を迎えました。その魅力を広めよ…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2026/2/12

    2026年2月14日号
  2. 2026/2/5

    2026年2月7日号
  3. 2026/1/29

    2026年1月31日号
  4. 2026/1/22

    2026年1月24日号
  5. 2026/1/15

    2026年1月17日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る