和歌山のヒガシから新着情報
これが新しい橋本です

リビング和歌山2025年9月6日号「和歌山のヒガシから新着情報 これが新しい橋本です」

橋本市と聞いても、「あまり行ったことないわ~」との印象を持つ読者は多いかもしれませんね。実はそれって、もったいない話。いま、橋本市内で話題になっているスポットがいくつかあるんです。初秋の休日、京奈和自動車道を利用して、橋本市へ一直線!

古くて新しい二刀流の面影
何かと面白そうな橋本市

 自動車専用道路「京奈和自動車道」の岩出根来インターから橋本インターは、通行料金無料区間(和歌山インターから岩出根来インターまでは高速料金普通車350円)。この地は古くから高野山へ参拝する宿場町として栄え、1587(天正15)年に応其上人(おうごしょうにん)が紀の川に架橋したことから、「橋のたもと」=「橋本」と呼ばれるようになりました。

橋本駅前などは旧家など古い建物が見られますが、山間部を中心に大規模な宅地開発が進み、大阪のベッドタウンとして新しいまちづくりが行われました。南海高野線で難波駅まで40~50分で到着しますから、とても便利な場所なのです。

ノスタルジックを感じながら、新しさもある“二刀流”の橋本市。各所を訪ねて、その味わい深さを体感してみては。

天然温泉施設「ゆの里」の名水
「月のしずく」使用のクラフトビール

神野々麦酒醸造所

常時用意される6種類の中から選ぶ「3種飲み比べセット」(1320円)をビアパブで
ボトルはプレゼントにも。1本770円~

フードにも注目。自家製フランクフルトを使った「kononoドッグ!」(1078円、サラダポテトセット+220円)

「ゆの里」の温泉に使用され、飲料水としても評判のミネラルウオーター「月のしずく」を使った「Konono(コノノ)ビール」が醸造される施設。定番から限定醸造まで味深いラインナップ。併設するビアパブで、フードメニューと一緒に楽しみましょう。ノンアルコールドリンクも充実しているので、お酒が飲めなくても満喫!

樽生ビール&軽食が楽しめるビアパブ「Konono BEER STOP(コノノ・ビア・ストップ)」が醸造所に併設。橋本駅往復の無料送迎バスあり

電話番号 0736(33)1126 (ゆの里)
住所 橋本市神野々906-1
営業時間 正午~午後6時(OS5時半)
※金・土曜は9時まで(OS8時半)
定休日 火曜
駐車場 あり
Instagram @konono_beer

美術館のような古民家銭湯
サウナや露天風呂も

高野口乃湯

風情たっぷりのお屋敷。これが銭湯?と思ってしまいます

ノスタルジックな内装

 旧名倉村(現在の橋本市)の村長宅だった明治期の木造平屋が、銭湯として生まれ変わって営業中。玄関や休憩所は明治、浴場は令和の建物。主浴槽、ぬるめの炭酸泉、露天風呂、サウナ、水風呂で構成されています。無料アメニティーや貸し出しタオル(100円)があるので、手ぶらで訪れて非日常感を楽しんで。

浴室の壁にはオーナー自ら収集していた陶板画が掲示。美術館のよう

電話番号 0736(20)1728 
住所 橋本市高野口町名倉950
営業時間 午前10時~午後10時(最終入湯9時半)
定休日 月・火曜
駐車場 あり
入浴料金 大人490円、中人(6~11歳)170円、小人100円
※入浴&サウナ750円(土・日曜、祝日は800円)
Instagram @kouyaguchi_noyu

知れば知るほど奥深い
魅惑の橋本へようこそ

ねこ好き店主が自宅をカフェに
カワイ過ぎるメニューたち

ねこまるカフェ

「猫のお茶会」(1セット3000円)は前日まで要予約。午前11時、午後1時、3時からの2時間制

 米油や電解水素水などを使用した食事メニューや、ねこをモチーフにしたデザート(食べるのがもったいないほどカワイイ!)が並ぶカフェ。子どもになった気分で楽しめる1日20食限定の食べ応えたっぷり「大人様ランチ」(1800円、右写真)や、「キッシュプレートランチ」(1200円)が人気です。テイクアウトメニューも好評。

「キッシュプレートランチ」のメインは5種類からチョイスできます

電話番号 0736(37)5113 
住所 橋本市紀ノ光台2-12-17
営業時間 午前7時半~午後5時
定休日 日~火曜
駐車場 あり
Instagram @neko

明治の建物が令和でも現役
和スイーツで癒やしの時間を

café 葛城館

思わずカメラを構えてしまう存在感

 明治時代創業の旅館で、多くの高野山参詣客が利用したという「旧葛城館」。現在この建物は、国登録有形文化財に指定されています。2024年3月、カフェとして再出発。総ガラス木造3階建ての館内は、アンティーク調度品などがそのまま利用され、タイムスリップしたかのような気分に。ティータイムをこの雰囲気で満喫。

お手製のスイーツをぜひ

電話番号 0736(42)2017
住所 橋本市高野口町名倉1053
営業時間 午後1時~6時
定休日 火~木曜(現在一時休業中、10月3日から営業再開予定)
駐車場 あり
Instagram @katsuragikan

古くから栄えた橋本の貴重な資料
クイズの出題や体験型の展示も

橋本市郷土資料館

展示を見るだけでなく、五感で橋本の魅力を知ることができます

 交通の要所として人や物が集まり発展を遂げた、橋本の郷土資料が閲覧できる施設。陸(おか)、川、祈りの3つの「みち」をテーマにした展示や、各時代の人々の暮らしぶりが当時の道具を通じて紹介されています。タッチパネルで回答するクイズ、石をたたいて音の違いを知るコーナーなどもあり、親子一緒になって学びましょう。

紀の川を往来した川上船の一部を再現。乗船しているかのような写真が撮れるフォトスポットです。昭和生まれには懐かしい道具も

電話番号 0736(25)5150
住所 橋本市橋谷1-1
営業時間 午前9時~午後5時(最終入館4時半)
定休日 月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
駐車場 あり

コーヒーとチョコレート
そして観葉植物に彩られて

amu.

店主が丁寧にハンドドリップする「ホットコーヒー」(600円から)

 店主自身の“好き”が集まり、こんなにも魅力的なお店に。自家焙煎(ばいせん)コーヒーと全国各地のチョコ、観葉植物にアパレルなどを販売する、ワクワクするような店内です。各ジャンルとも専門店に引けを取らない商品数を誇り、好奇心が尽きない店主だからこその充実ぶり。まだまだ進化中なので、いつ訪れても新しい出合いがあります。

大・小さまざまなサイズの植物が販売されています。また、ギフトにもおすすめのチョコレートは80種以上

電話番号 080(8130)6682
住所 橋本市高野口町大野433-10
営業時間 午前9時~午後5時
定休日 火曜、不定休
駐車場 あり
Instagram @__amu_coffee__

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