春はガーデニングの季節 土づくりと木の病気や害虫対策は万全ですか?

疑問などは専門家に相談を

培養土を入れてふかふかの土に

培養土を入れてふかふかの土に


花の開花や木々の新芽など、春の息吹を感じるようになりました。ガーデナーにとってはうれしい季節の始まりです。

今回は、春の土作りと木の病気・害虫について紹介します。教えてくれるのは、庭づくりと園芸の専門店「ガーデナーズジャパン」(海南市赤阪)の中野誠介店長です。

関西は、花こう岩が風化して砂状になった真砂土(まさつち)が主。有機物が少ないので、庭づくりに適した土壌に改良することがポイント。中野店長は「さらさらの土の場合、培養土を3~5センチ入れるだけで、保肥性や保水性が高まり、ふかふかの土に」とアドバイスします(写真上)。

害虫がついた樹木

害虫がついた樹木

一方、気温が上がってくると木の病気や害虫被害が発生。うどんこ病や炭そ病などにかかりやすくなります。一度病気になると完全な治癒は難しく、新芽が吹く前、吹いてからなど数回、殺菌剤での予防が大切です。

春の害虫は、葉から汁を吸うアブラムシ、葉や新芽を食べる一般的にケムシ、イモムシと呼ばれる幼虫が春の害虫の代表です。害虫がつくと、生育や花の咲き方が悪くなります。中野店長は「アブラムシ、イモムシどちらも食べる物以外は、卵、幼虫、成虫などさまざまなステージに効果のある家庭用浸透移行性農薬を使用すると効果的です。害虫の種類が分かっているときは、その害虫に効く薬を選んでください」と話します。

病気になった葉

病気になった葉

土づくりや木の病気・害虫対策といった疑問は、園芸店などで専門家に相談するのがおすすめです。

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