“楽しさ”が原動力 和歌山に貢献し、恩返ししたい ソフトテニス 端地 まどか 選手

端地まどか選手(27歳、きのくに信用金庫所属) 第28回ソフトテニス日本実業団リーグ 団体2位 長崎国体 成年女子 7位 東京国体 成年女子 4位

端地まどか選手(27歳、きのくに信用金庫所属)
第28回ソフトテニス日本実業団リーグ 団体2位
長崎国体 成年女子 7位
東京国体 成年女子 4位

“後衛がつなげて、前衛が決める”
パートナーと一緒に勝利へ

きれいに整備されたテニスコートに、爽やかな声が響く。和歌山市内のテニスコートで練習に励むのは、端地まどか選手(きのくに信用金庫所属)。長崎国体で団体7位、ソフトテニス日本実業団リーグで団体2位の好成績を収め、わかやま国体で活躍が期待されている選手の一人です。

端地選手がソフトテニスを始めたのは小学3年生のとき。友人と一緒に地元のスポーツ少年団に所属したのがきっかけ。「単純に“楽しい”ということが、今まで続けている原動力だと思います」と話します。

端地選手のポジションは前衛。ラリー中にボレー、またはスマッシュを打ちポイントを取ることが仕事ですが、「私は基本的に動きません(笑)。レシーブを取ることに徹します」とのこと。相手を油断させ、確実に得点を狙う戦法のようです。

また現在の課題については、「まだまだたくさんありますが、厳しいコースを狙えるようコントロールを鍛えていきたい」と、自身を見つめながら話します。
20150530kokutai02
「ソフトテニスの魅力は、パートナーと一緒にチーム一丸となって戦えるところ。『後衛がつなげて、前衛が決める』。見ていても試合の流れは分かりやすいと思います。柔らかい軟式のボールですが、玉のスピードは結構速いので、初めて試合を見る人も面白いと思います」と、アピールしてくれました。

国体のソフトテニス競技は、ダブルス2組とシングル1人の計5人を1チームとする団体戦。現在約10人いる強化選手も最終的に5人に絞られます。「昨年の長崎国体では7位だったので、それより上を目指してがんばります。ポイントを稼いで和歌山の得点に貢献し、これまで協力していただいた方々に恩返ししたいです」と、抱負を語ってくれました。

穏やかな雰囲気の端地選手ですが、練習が始まったとたん引き締まった表情に。真剣なまなざしで戦う姿を、ぜひ試合会場でも見たいですね。

コーナー

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2025年7月19日号「駅舎物語」
     和歌山県内にある約130の駅の中から、鉄道を利用して訪れてほしい駅をピックアップして紹介します。…
  2. リビング和歌山2025年7月12日号「参加者募集!リビング特別体験イベント夏休み! 親子で工場見学」
     もうすぐ夏休み。親子で工場見学に出かけませんか。地元和歌山にゆかりのある産業やものづくりを知り、…
  3. リビング和歌山2025年7月5日号「和歌山県の手仕事を訪ねて 民藝100年の今を生きる 暮らしの中の道具に宿る「美」 」
     1925(大正14)年、思想家・柳宗悦(むねよし)が、「民衆的工藝」を略し、「民藝」と主唱。暮ら…
  4. リビング和歌山2025年6月28日号「片男波に出現!関西最大級のビッグスライダー海上アスレチック AQua LooP 」
     夏休みまであとわずか。今年は片男波海水浴場に巨大な海上アスレチック「AQua LooP」が誕生し…
  5. リビング和歌山2025年6月21日号「今さら聞けない 給与明細のミカタ!」
     給与明細を毎月しっかり確認していますか? 給与明細には多くの情報が詰まっていて、ポイントを押さえ…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2025/7/17

    2025年7月19日号
  2. 2025/7/10

    2025年7月12日号
  3. 2025/7/3

    2025年7月5日号
  4. 2025/6/26

    2025年6月28日号
  5. 2025/6/19

    2025年6月21日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る