毎日生き生き健康通信vol.65
“季節外れの花粉はイネが原因
5月ごろから飛び始め6月にピーク

イネ花粉症の人はメロンなども注意

 花粉症というと「スギ」や「ヒノキ」のイメージがありますが、中には“イネ科”の花粉にも反応する人がいます。イネ科花粉は5月ごろから飛び始め、6月に1回目のピークを迎えます。その後、稲刈りが始まる9月ごろに再び飛散します。また、イネ科花粉には田んぼに植えられているイネだけでなく、イネ科の雑草「カモガヤ」や「オオアワガエリ」などの花粉も含まれます。「花粉症のシーズンが終わったのにまた症状が出てきた」「毎年5月ごろからアレルギー症状が出る」という人は、イネ科花粉が原因かもしれません。

イネ科花粉は、スギやヒノキのように山から飛んでくるのではなく、近くの田んぼや雑草の多い河川敷や空き地などから飛散します。そのため、家の近くに田んぼがある人や、山などによく出かける人は注意しましょう。他にも、ウサギのエサやハムスターの床材などにもイネ科植物が含まれていることがあるので、気付かないうちに接触している可能性もあります。

他の花粉症と同様に、鼻水や鼻詰まり、目のかゆみなどの症状が出ます。治療は抗アレルギー薬を服用し、必要なら点鼻薬や点眼を使用。農業などで回避できない人は、マスクの装着や早めの治療が大切です。

スギ花粉やヒノキ花粉の飛散時期以外に症状が出る場合は、自分が何に反応しているのか、一度アレルギーの検査を受けてみるのも良いでしょう。また、花粉症の時期ではないのに鼻水やせきが出ると、風邪が原因と思う人もいるかもしれません。熱が出る時は基本的に感染症の可能性がありますが、症状が長引いたり、毎年同じ時期に繰り返す場合は花粉症を疑いましょう。

イネ科花粉に含まれるたんぱく質は、果物や植物に含まれるたんぱく質と構造が似ているので、“交差反応”によりアレルギーを起こす食べ物が多くあります。スギ花粉の場合はトマトだけですが、イネ科花粉ではメロンやスイカ、オレンジ、キウイの他、食卓によく並ぶタマネギやジャガイモにも反応することが報告されています(下記表参照)。鼻水などのアレルギー症状で悩んでいる人は、かかりつけ医に相談してみて。
(辻本直貴)

店舗名和歌山駅前つじもと内科・呼吸器内科アレルギー科
電話番号073-476-5676
Webサイトhttps://wakayama-naika.com/
住所〒640-8341 和歌山市黒田95-5
診療時間(月・火・木・金)9:00-13:00 15:00-18:00
※水曜日・土曜日9:00-13:00

みんなの健康

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2026 応募はこちら

交通安全キャンペーン2026 応募はこちら

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2026年3月14日号「和歌の浦の魅力を深める体験 和歌に親しむ「言の葉ふだ」」
     風光明媚(めいび)な和歌山市和歌の浦は、いにしえの歌人から“和歌の聖地”として愛されてきた場所で…
  2. リビング和歌山2026年3月7日号「和歌山県の手仕事を訪ねて 竹と土、受け継がれる技 国内唯一、黒竹の産業を守る」
    古くから暮らしの道具や建築の材料として生かされてきた黒竹と、土の壁を仕上げる左官の技。自然素材と向…
  3. リビング和歌山2026年2月28日号「和歌山一番星AWARD 認定商品決定!」
     県内で製造される優れた商品を厳選し、認定・推奨する制度「和歌山一番星アワード」が実施され、グラン…
  4. リビング和歌山2026年2月21日号「餅をまけば福も人も呼び込む! 和歌山は餅まきの聖地」
    厄よけ神事、地域のお祭り、開店祝い、周年イベントなど、さまざまな場面で縁起を担いで行われる「餅まき…
  5. ホットに!“和歌山サ活”スポット
     根強く続くサウナブーム、和歌山市内には個性豊かな新施設が増えています。自然豊かな立地を生かしたサ…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2026/3/12

    2026年3月14日号
  2. 2026/3/5

    2026年3月7日号
  3. 2026/2/26

    2026年2月28日号
  4. 2026/2/19

    2026年2月21日号
  5. 2026/2/12

    2026年2月14日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る