生活習慣病を予防して健康寿命を延ばそう!Vo.8

健康寿命の延伸を目指して!

~日頃からの健康管理:健康診断・重症化予防~

一人一人の健康意識を高めつつ
地域のつながりの中で健康寿命の延伸を

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生活習慣病予防のための「食生活」「身体活動・運動」「たばこ」「アルコール」についてのメッセージをご紹介してきました。「あと野菜1皿」「あと1000歩」など、毎日の生活の中での実践を継続する事が何より大切です。

ところで、皆さんは“かかりつけ医”をお持ちでしょうか。定期的に健康診断を受けているでしょうか。

生活習慣病は、長年の不適切な生活習慣の結果、知らず知らずのうちに内臓肥満や血管障害などを引き起こし、さまざまな疾患の発症につながっていきます。食生活の改善や運動の継続、体重(BMI)計測などに取り組む(1次予防)と同時に、かかりつけ医で定期的な健康診断やがん検診を受けて、自分の健康状態をきちんと把握しましょう。

また、健康診断の結果への適切な対応も重要です(2次予防=早期発見・早期治療)。

高血圧や脂質異常、高血糖などを指摘された場合は、かかりつけ医に相談し、必要に応じて専門医の診断、栄養指導や運動療法指導などの専門的な指導をうけ、疾患と向き合って実践することで、重症化を予防できます(3次予防)。

さて、団塊の世代が75歳以上(いわゆる後期高齢者)となる2025年までに、重度の要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されるまちづくり「地域包括ケアシステム」の実現に向け、地域では医療関係者、介護関係者、行政、民間団体などがさまざまな取り組みを進めています。この中で、地域における住民自身の主体的な活動の展開が非常に重視され、また期待されています。

公衆衛生の分野では、「ソーシャルキャピタル」という概念で、地域住民のつながりや信頼関係、自主的な活動が活発であればあるほど、その地域の住民の健康寿命が長いことが証明されています。

和歌山弁の“つれもて”が、健康づくりにおいてもまさにキーワードなのです。介護予防でも、シニアエクササイズなどの自主グループの活動を応援しています。食生活の工夫も、運動の継続も、仲間があると継続しやすいものです。

地域の絆を大切に、仲間とともに健康づくりに取り組み、健康寿命の延伸を目指しましょう。

(和歌山市健康局保健所長・永井尚子)

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