逆境を楽しみ、自分を信じて国体3連覇へ!! セーリング 宮川 惠子 選手、栗栖 佐和 選手

(左)宮川惠子選手(29歳、和歌山セーリング連盟所属)(右)栗栖佐和選手(27歳、和歌山セーリング連盟所属)第16回全日本セーリングスピリッツ級選手権 3位長崎国体 成年女子 セーリングスピリッツ級 優勝東京国体 成年女子 セーリングスピリッツ級 優勝

(左)宮川惠子選手(29歳、和歌山セーリング連盟所属)
(右)栗栖佐和選手(27歳、和歌山セーリング連盟所属)
第16回全日本セーリングスピリッツ級選手権 3位
長崎国体 成年女子 セーリングスピリッツ級 優勝
東京国体 成年女子 セーリングスピリッツ級 優勝

和歌山は風が変わりやすい難関コース

風を受けて傾きながら、気持ちよさそうに走るヨット。和歌山マリーナシティにある和歌山セーリングセンターは、ナショナルトレーニングセンターにも認定されており、多くの選手が練習に励んでいます。

今回取材した宮川惠子選手と栗栖佐和選手は、2年前、東京国体のセーリングスピリッツ級で初優勝し、昨年の長崎国体でも優勝。今年、国体3連覇を狙っています。

そんな二人はセンターに到着するとまず海へ。海の様子を把握しながら、お互いの調子を整えます。海の上ではよく他愛もない話をおしゃべりしているとのこと。なので、コミュニケーションもバッチリです。

栗栖選手にとって宮川選手は「経験豊富で頼れる人。冷静で落ち着いています。私は後輩なので甘えず、対等であろうと努めています」とのこと。宮川選手は「無理難題を言っても文句を言わずに取り組んでくれる」と、栗栖選手をしっかり認めています。
20150620kokutai02
栗栖選手は、「セーリングは正解がないので面白い。自然が相手なので同じことは絶対起きません。その困難に適応できるようになるとうれしい」と、逆境を楽しみます。宮川選手も「20年やっていますが、まだまだうまくなれると思います」と、自分の可能性を信じています。

セーリングは、海面に設置されたブイを決められた順に周り、順位を競う競技。観戦するときは、ヨットはジグザグに走ることと、ブイを周回さえすればどんな進路をとってもよいということを知っておいて。試合が始まると、選手たちは風の方向や海の様子を見て、それぞれがいいと思ったコースを走り出します。

和歌山の海は風の周期が変わりやすい難関コース。なので、“風が弱いときの走り方”が課題になるとのこと。目標はもちろん「優勝!」と両選手。彼女たちが笑顔で帰ってくる姿が楽しみです。

コーナー

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2025年7月5日号「和歌山県の手仕事を訪ねて 民藝100年の今を生きる 暮らしの中の道具に宿る「美」 」
     1925(大正14)年、思想家・柳宗悦(むねよし)が、「民衆的工藝」を略し、「民藝」と主唱。暮ら…
  2. リビング和歌山2025年6月28日号「片男波に出現!関西最大級のビッグスライダー海上アスレチック AQua LooP 」
     夏休みまであとわずか。今年は片男波海水浴場に巨大な海上アスレチック「AQua LooP」が誕生し…
  3. リビング和歌山2025年6月21日号「今さら聞けない 給与明細のミカタ!」
     給与明細を毎月しっかり確認していますか? 給与明細には多くの情報が詰まっていて、ポイントを押さえ…
  4. リビング和歌山2025年6月14日号「 和歌山市の魅力を伝える広告が新大阪駅に 市の職員が制作! 彼女の名は?」
     関西の玄関口となるJR新大阪駅の新幹線改札内で、和歌山市のPR広告が放映されています。広告画像の…
  5. リビング和歌山2025年6月7日号「 甘~い誘惑! ドーナツ店巡り」
     6月第1金曜日の「ドーナツの日」に合わせて今号はドーナツ特集。定番のシンプルドーナツ、クリームが…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2025/7/3

    2025年7月5日号
  2. 2025/6/26

    2025年6月28日号
  3. 2025/6/19

    2025年6月21日号
  4. 2025/6/12

    2025年6月14日号
  5. 2025/6/5

    2025年6月7日号
一覧

アーカイブ一覧

S