“子育て環境日本一”を目指す和歌山市 結婚・出産・子育てを支援

住みたいエリアの住環境を知ろう ③

“子育て環境日本一”を目指す和歌山市
結婚・出産・子育てを支援

6月から新たな助成・補助事業を開始

20160611housing

家を建てるときの地域選び。3回にわたって紹介する本紙配布エリアの各市が行う今年度の取り組み。最終回は和歌山市で話を聞きました。

「結婚から出産、子育てまで切れ目のない支援を行い“子育て環境日本一”を目指します」と話すのは子育て支援課の髙垣宏樹さん。

今年度、注力するのが三世代同居・近居の支援。今年4月1日以降、三世代で同居・近居するために市外から市内に転入してきた人には新築・増改築費用の10分の1以内(上限30万円、募集約20件)、市内から市内で転居する人も同様(上限10万円、同約80件)の補助が受けられます。

さらに、空き家を活用するとリフォーム費用など2分の1(上限10万円、30戸予定)の補助が受けられる他、スカイタウンつつじが丘(同市つつじが丘)へ3世代で移住する際には販売価格の割引きが適用されます。

また、経済的な問題で結婚をあきらめている人には「ハッピーウエディング事業」で応援。住宅の取得や賃借にかかる経費、引っ越し費用など、新生活経費(上限18万円、同20件予定)を支援してくれます。

子育て中の人には、第3子以降の誕生でカタログから希望の商品が選べる「しあわせたく3(さん)未来ギフト」がプレゼント。未就学児を含む3人以上の子ども(小学生以下)がいる家庭の負担軽減を目的に、未就学児対象の一時預かりや病時・病後児保育事業などの利用料(上限1万5000円)も助成されます。

助成・補助を受けるには一定の要件があります。髙垣さんは「対象となる人はぜひ活用してください」と話しています。

<和歌山市の政策について>

三世代同居・近居促進事業、
ハッピーウエディング事業、しあわせたく3(さん)
未来ギフト事業、育児支援助成事業
子育て支援課
073(435)1329
空き家活用について 空家対策課 073(435)1091
スカイタウンつつじが丘について 住宅政策課 073(435)1099

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