片付け上手な子どもにするために【後編】 仕組みとルールづくり リビングの一角を子どものスペースに利用

使ったら片付ける習慣付けが大切

宮本美保さん

「繰り返しながら、習慣づけることが大切です」と話す宮本さん

前編(2月3日号)は、“よく使う物”と“あまり使わない物”を分け、置き場所を決めることを伝えました。後編は、部屋の環境づくりを交え、取り上げます。教えてくれるのは前回に続き、整理収納コンサルティングの宮本美保さんです。
部屋づくりのポイントについて宮本さんは、「子ども部屋がある(つくる)ならば、勉強する、寝る、遊ぶといったようにスペースを分けましょう」ときっぱり。「勉強机の横におもちゃなどの遊ぶスペースをつくると、勉強している最中、遊びの方に目がいってしまうこともありますよね。部屋の中では、勉強机と遊ぶものは背中合わせにする方が、気が散らずに勉強できます」と話します。
では、家の中で子ども空間をどう設ければいいでしょうか。
「子ども部屋があってもなくても、小学生のうちはリビングの一角で親と一緒に勉強や学校へ行く準備をするなど、子どものスペースとして利用することをおすすめしています。ここでも、子どもと一緒に置き場所を決めることが大切で、使ったら片付ける習慣を付けましょう。収納ボックスは、作り付けではなく、動かしやすい物にしておくことで、中学生になったとき、ボックスごと部屋に持っていけて便利です」とアドバイスします。
毎年物が増える心配については、「小学生になったら、段ボール(大きさは自由)2箱までが目安と伝えています。2年生になる前に“使うもの”と“使わないもの”に分け、減らして1箱に。空いた1箱を新たに収納に使います。3年生、4年生…と、同じように整理します。整理整頓ができていないと勉強に集中できなかったり、忘れ物につながったりもしますからね」と説明します。
その上で、「仕組みとルールづくりが大事です。子どもは回り道をしながらも経験を重ね、自分で考えていくようになります」と話しています。
まずはできることから、少しずつ始めてみてはいかがでしょう。

暮らそら

 

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