関西パビリオン・和歌山ゾーンの魅力に迫る
いよいよ開幕、万博へ!

リビング和歌山2025年4月5日号「関西パビリオン・和歌山ゾーンの魅力に迫る いよいよ開幕、万博へ!」

 開幕に向け、注目が高まる“大阪・関西万博”。会場に足を運んでみないと分からない楽しさやワクワクが詰まった博覧会です。その魅力に迫るとともに、関西パビリオンに出展する「和歌山ゾーン」について、最新ビジュアルを交えて紹介します。

開催概要

期間  2025年4月13日(日)〜10月13日(祝)
場所  大阪 夢洲(ゆめしま) 
参加表明国・地域  158か国・地域
大屋根リング

大屋根リング 会場の主動線となる大屋根リング。リングの下は雨風や日差しなどを遮る快適な滞留空間として、屋上は歩いて移動できる“スカイウォーク”として利用されます。日本の神社仏閣などの建築に用いられてきた伝統的な貫(ぬき)接合に、現代の工法を加え、すべて木材で建築。

多様な“いのち”を感じ
未来社会にワクワクする万博

「2025年日本国際博覧会(略称=大阪・関西万博)」が、4月13日(日)にいよいよ開幕! 「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、10月13日(祝)までの184日間、大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)を会場に開催されます。

日本で行われる万博は、2005年の愛・地球博以来20年ぶりで、未来の社会や技術、持続可能な発展を体感できる大規模な国際イベント。世界158の国・地域と7つの国際機関に加え(2月13日現在)、国内の自治体や民間企業も参加。多彩なパビリオンや展示を通じて「いのち輝く未来社会」への取り組みを持ち寄り、世界的な課題であるSDGsの達成と、その先の未来を描き出すことを目的としています。

「未来社会の実験場」というコンセプトで、次世代モビリティーとしてEVバスの実証や空飛ぶクルマのデモ飛行が行われ、AR・VRで会場の外からでも体験できる「バーチャル万博」も実施。未来の技術と社会システムが見える化され、未来社会の姿を間近に感じられるのも特徴です。

万博会場の面積は約155ヘクタール(甲子園球場約40個分)。会場のシンボルとなるのは、巨大な木造建築「大屋根リング」。外径約675メートル、全周約2キロ、高さは約12メートルあり、今年3月、世界最大の木造建築としてギネス世界記録に認定。その屋上を歩いて移動でき、さまざま角度で会場全体を見渡せます。リング内側には、「いのち」をテーマとする8つのシグネチャーパビリオンや海外パビリオン、外周には国内パビリオンが建ち並んでいます。

国内パビリオンゾーン内、会場北東部の大屋根リングすぐそばにあるのが「関西パビリオン」。関西広域連合を構成する滋賀県、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、徳島県と連携団体の福井県、三重県、9つの府県の共同パビリオンで、それぞれ趣向を凝らした展示やイベントを展開。その一角となる「和歌山ゾーン」について、さらに次項で詳しく紹介します。

日本館

提供:経済産業省

展示される「火星の石」
提供:経済産業省

 大阪・関西万博のテーマをホスト国としてプレゼンテーションする拠点。「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマに、あえて境界を設けない円環状の構造体によって循環を表現しています。館内に展示される世界最大級の「火星の石」は、今回が初の一般公開となります。その欠片に実際に触れられるコーナーも用意され、宇宙を肌で感じることができます。

シグネチャーパビリオン

シグネチャーパビリオンの1つ「EARTH MART」
©EARTH MART / EXPO2025

 「いのち」をテーマに、各分野の最前線で活躍する8人がプロデュースしたパビリオン。放送作家で京都芸術大学副学長の小山薫堂さんによる「EARTH MART(アース・マート)」は、「いのちをつむぐ」をテーマに、食を通じて「いのち」を考えるパビリオン。ほか、音楽家で数学研究者、STEAM(スティーム)教育家でもある中島さち子さんによる「いのちの遊び場 クラゲ館」など。

シグネチャーパビリオンの1つ「EARTH MART」
©EARTH MART / EXPO2025

イベント

 会場では、さまさまなイベントが連日開催。「One World, One Planet.(ワンワールド・ワンプラネット)-世界中の願いをつないで、ひとつに。-」は、会場全体の音響や照明装置、プロジェクションマッピングなどが連動する壮大&壮観なショー。「アオと夜の虹のパレード」は、大屋根リング内、南側の水面で行われる、水と空気、光、炎、映像、そして音楽が織りなす水上ショー。

提供:2025年日本国際博覧会協会

提供:ダイキン工業・サントリーHD

関西パビリオン

関西パビリオンエントランス

 「いのち輝く関西悠久の歴史と現在」をテーマに、9府県が出展。「和歌山ゾーン」には、「和歌山百景ー霊性の大地-」をテーマに和歌山県が出展しています。

万博で出合う和歌山は“上質”にあふれる

紀伊山地の巨木をイメージした8体の映像タワー「トーテム」が立つ和歌山ゾーン。奥はカウンターがある食エリア

世界に誇れる歴史や文化、産業
それらに、携わるすべての人々

大阪・関西万博「関西パビリオン」では、和歌山県が「和歌山ゾーン」を展開します。テーマは「和歌山百景―霊性の大地―」。県独自の文化や芸術、自然、産業とそれらに携わる人々、さらに和歌山の風土が育んだ精神世界と実存世界のさまざまな表情を“百景”として表現。空間、映像、食の3つのコンテンツで、来館者が五感で“上質な和歌山”を体感できるゾーンを構築しています。

会場で目を引くのは、高さ約4メートルの大きな映像タワー「トーテム」。伝統工芸である「紀州塗り」が施されています。8体のトーテムには、熊野詣(もうで)をモチーフとした「よみがえりの旅」を体験できる映像が投影。8体でつながりのある映像を映し出し、会場全体を包み込むように配置されています。

さらに、「高野口パイル」のソファが点在し、中央ステージに設置される展示台には「紀州高野組子」があしらわれ、食が提供されるカウンターの天板や椅子に「紀州材」を使うなど、県内の産業や職人技が光る素材を随所に活用し、空間全体を構成。県内に住む版画作家が「和歌山」を描いた作品や、フラワーアーティストが子どもたちと作った押し花アートが壁面を彩り、伝統と先端アートが融合した、まさに“和歌山らしさ”があふれる演出が見られます。

トーテムを背後としたゾーンの中央は“ステージ”エリア。さまざまなテーマを設定し、トーテムの映像と一体感ある展示やパフォーマンスが、この場所で繰り広げられます。オープニングの4月13日(日)~19日(土)は、和歌山市の「和歌祭」がテーマ。実物のみこしや渡御行列の衣装、面などが展示。その後も県内各地の祭りや伝統芸能、工芸、企業・団体などが日程ごとに入れ替わり、和歌山の魅力を発信します。

吉本英樹さん和歌山ゾーン構築 総合ディレクター
吉本英樹さん
(和歌山県生まれ、世界で活躍するデザイナー、東京大学・先端科学技術研究センター特任准教授)

「和歌山の歴史的なものから、伝統工芸や産業、食、そして、それらを支えてきた人たちの営みの素晴らしさを世界に発信したい。和歌山県が誇る叡智(えいち)を詰め込んだ空間で“和歌山の上質”を体感してほしい」とコメント。


豊かな食文化を味わえる
特別な一皿を食エリアで

県産品を活用して、「食のアート」として提供されるスイーツなど6品とドリンクのセット。紀州桐箪笥(きりたんす)の技術を用いて作られた特別な器で提供されます

食クリエーター・加藤峰子さんが県内の老舗和菓子店の職人や、果物農家などとコラボして考案した「Wakayamaの森と恵みのペアリングセット」。紀州材のカウンターで、特別企画実施日を除く毎日提供されます(6000円、要予約)。また、毎月第3金・土曜は特別企画「お酒の日」として、県内の日本酒とGI和歌山梅酒の飲み比べができます(1000円、事前予約不要)。

紀州材を使ったカウンターと椅子

「Wakayamaの森と恵みのペアリングセット」は予約が必要です

チケット購入後、「関西パビリオン」を事前予約。「飲食付き(有料)」を選択してください ※1カ月前から8日前まで受け付ける「7日前抽選」、空席があれば当日予約も可(予定)

和歌山ゾーン来場予約について▶(予約はこちら

映像
8つの巨大画面で
オーディオビジュアル体験

「未来」「過去」「現在」、そして、「未来・よみがえり」の4部で構成された映像が繰り返し映し出されます

トーテムで投影される映像は、ロンドンを拠点に活躍するビジュアル・アーティストのYusuke Murakamiさんがプロデュース。宗教や身分、考え方の違いに関わらず、すべてを受け入れてきた和歌山の「寛容な精神」を、熊野詣に倣って「よみがえりの旅」として独創的にビジュアル化。和歌山ゾーンのシンボルとしての存在感を放ちます。

ユニフォーム

スタッフユニフォームは
「和歌山ニット」を活用

空間構成

和歌山県出身のフラワーアーティスト、柊早苗さんと子どもたちによる押し花アート

和歌山県の版画作家・番留京子さんの壁画

高野口パイルのソファ

紀州高野組子細工が施された展示台

和歌山の出展イベント in 万博

常設の「和歌山ゾーン」以外で行われるイベントにも注目!

和歌山県PR
キャラクター
「きいちゃん」

4/30(水)〜5/3(祝) 和歌山WEEK

【開催場所】EXPOメッセ「WASSE」

万博会場にある催事施設の一つ「EXPOメッセ・WASSE」で行われるイベント。「Wow! Wakayama! ~未来へつなぐ、おどろきの国~」がテーマ。和歌山県の「食」や「ものづくり」などを体験。日本酒や梅酒の試飲、県産品の試食販売、ニットや高野口パイルなどの展示、ものづくり体験を通じて、和歌山県の「持続可能な産地づくり」をアピールします。


5/3(祝)〜5(祝) 共創チャレンジ

【開催場所】TEAM EXPOパビリオン

 地球規模の課題解決に向け、「いのち輝く未来社会」を共に創造することを目的として行う「共創チャレンジ」。県内7つの地域振興局と県内の大学生などが連携し、地域の魅力創出や課題解決に向けた活動に約1年間かけて取り組んできました。その成果を会場で発表します。

【日程と出展内容】

5/3
西牟婁振興局…熊野古道大辺路への誘客促進
東牟婁振興局…移住者受入れ先進地における持続可能な地域づくり
5/4
海草振興局……国道370号の利用促進
那賀振興局……紀の川エリアサイクリングによる誘客・周遊促進
5/5
伊都振興局……高野山麓地域の周遊観光促進
有田振興局……有田川町清水地域への誘客促進
日高振興局……「和食の源流は日高にあり」を世界に発信


5/6(休)〜18(日)、9/10(水)〜15(祝) 関西パビリオン多目的エリア

 関西パビリオンの多目的エリアで、県内7つの地域振興局と市町村が、各地域の魅力を発信。例えば、海草地域で受け継がれてきた紀州漆器の絵付けや棕櫚(しゅろ)ブラシづくり体験、梅干しや金山寺味噌(みそ)の試食、南紀白浜温泉の足湯体験など、和歌山の多彩な文化や産業を直接体感できる企画が多数用意されています。

【各エリアの出展日程容】

5/6~7 和歌山市、5/9~10 有田振興局、5/11~12 西牟婁振興局、5/13~14 田辺市、5/15~16 海草振興局、5/17~18 那賀振興局、9/10~11 東牟婁振興局、9/12~13 日高振興局、9/14~15 伊都振興局


10/3(金) 和歌山DAY

【開催場所】EXPOホール「シャインハット」

 360度の映像が投影できる円形ステージがあり、開会式などの式典や大型イベントを行う会場・EXPOホール「シャインハット」で、和歌山の歴史と文化、魅力を発信! 県内高校生や県出身アーティストによる演奏&パフォーマンス、和歌山に伝わる演舞や祭事の舞台に、「巨大スクリーン映像」と「光のパフォーマンス」を合わせ、ダイナミックかつ没入感が味わえるステージを披露。多目的室では、来場者が楽しめる文化体験も用意されます。


2025大阪・関西万博入場チケット

大人(18歳以上)、中人(12~17歳)、小人(4~11歳) ※2025年4月1日時点の満年齢

開幕前(4/12まで)に購入できるチケット
開幕券

大人​4000円
中人​2200円
小人1000円

開幕日~4/26まで1回入場可能

前期券

大人​5000円
中人​​3000円
小人1200円

開幕日~7/18まで1回入場可能

早割
一日券

大人​6700円
中人​3700円
小人1700円

会期中いつでも1回入場可能

会期中(4/13~10/13)に購入できるチケット
一日券

大人​7500円
中人​​4200円
小人1800円

いつでも1回入場可能

平日券

※土・日曜、祝日、振替休日を除く日

大人​6000円
中人​​3500円
小人1500円

午前11時以降1回入場可能

夜間券

大人​​3700円
中人​​2000円
小人​1000円

午後5時以降1回入場可能

チケットを購入するには

チケットは原則電子チケットです
まずは万博IDを登録
公式サイトでチケットを購入できます

チケット購入はこちら▶(チケット購入)

※購入後、原則として来場日時の予約が必要です
パビリオンも事前予約がおすすめ。どちらもチケットサイトで予約できます

会場へのアクセスや各パビリオンの詳細などはホームページで確認を

2025大阪・関西万博公式ホームページ  https://www.expo2025.or.jp
公式アプリのダウンロード スマホならアプリが便利です。
https://www.expo2025.or.jp/visitorsapp/

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