トピックス C型肝炎に新しい治療法 飲み薬で患者の負担が減少 8月2日(日)に県民公開講座を実施

進行を防ぐには、早期発見が大切
“まさか自分が”と思わず、検査を

和歌山県立医科大学消化器内科医師・ 玉井秀幸さん

和歌山県立医科大学消化器内科医師・ 玉井秀幸さん


肝臓の細胞に炎症が起こり、肝細胞が破壊される病気“肝炎”。そのほとんどがウイルスが原因です。現在、日本国内の肝炎ウイルス感染者(B型・C型)は、300~370万人いると推測されいています(肝炎情報センター調べ)が、C型肝炎については新薬の開発が進み、治療方法に大きな変化がみられています。和歌山県立医科大学消化器内科医師の玉井秀幸さんに話を聞きました。

「同院でも、今年からC型肝炎の新薬が治療に使用できるようになりました」。C型肝炎でも、ウイルスの種類によって違いがありますが、1日1~2回の飲み薬だけで治療が進められます。今まで多くの人が受けてきた注射薬・インターフェロンに比べ、副作用がほとんどないのが特徴。治療期間も12~24週間と短く、外来通院で薬を受け取るので患者の負担が少なくて済み、約95%の確率で完治します。“画期的な薬”だと玉井さんは言います。

肝炎の治療法は、年齢や病状によってさまざま。8月2日(日)に実施される県民公開講座「最適なウイルス性肝炎治療が受けられるように」では、新薬について、それぞれに適した治療や、治療を受けるにはどうすればいいかなど講演が行われます。肝炎に関して不安や悩みを抱えている人は、ぜひ参加を。同院の肝疾患相談支援センターでも気軽に相談できます。

また、C型肝炎は自覚症状がないため、肝炎にかかっていても、自分自身で気がついていない人が非常に多いことも問題の一つ。放っておくと病状が進行し、肝硬変や肝がんを引き起こすことも。早期に発見することが大切です。国の助成により、血液検査は無料。自分には縁のない病気だと思わず、一度検査を受けてみましょう。

●世界肝炎デーin和歌山2015「最適なウイルス性肝炎治療が受けられるように」

日時 8月2日(日)午後2時〜5時(開場1時)
場所 和歌山県立医科大学内講堂(和歌山市紀三井寺)
料金 入場無料

●肝炎無料出張相談会

日時 8月19日(水)午前10時〜午後3時
場所 岩出保健所(岩出市高塚)
日時 8月24日(月)午前10時〜午後3時
場所 湯浅保健所(有田郡湯浅町)
問い合わせ 各日相談無料、要予約(下記へ)
073(441)0850
県立医科大学附属病院・肝疾患相談支援センター(月~金曜午前9時~午後4時)

コーナー

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2025年8月30日号「自然界の脅威に備えよう 人と自然の“キケンな遭遇” 出合ったらどうしよう!?」
     秋は川や山などへ出かける機会が増える季節です。もしも「クマ」や「スズメバチ」などの危険な生き物た…
  2. リビング和歌山2025年8月23日号「あなたのその行動が働きを鈍くしているかも 免疫細胞のはなし」
     私たちが健やかに過ごすために、身体に備わっている〝免疫〟。忙しい毎日の中でついやってしまう行動が…
  3. リビング和歌山2025年8月9日号「語り継ぐ体験、記録で伝える 戦後80年、未来へ残す記憶」
     1945(昭和20)年8月15日の終戦から、今年で80年を迎えます。戦争を直接体験した人々が少な…
  4. リビング和歌山2025年8月2日号「専門店が続々登場、美と健康をサポートするスーパーフード ブーム再燃!アサイーボウル」
      まだまだ暑さが続く今年の夏。涼しく冷んやりと、そして健康に乗り切るためにアサイーボウルはいかが…
  5. リビング和歌山2025年7月26日号「進化する「北ぶらくり丁」」
     レトロな雰囲気のなかに、遊び心と新しさが交錯する北ぶらくり丁が活気にあふれています。アーケードの…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2025/8/28

    2025年8月30日号
  2. 2025/8/21

    2025年8月23日号
  3. 2025/8/7

    2025年8月9日号
  4. 2025/7/31

    2025年8月2日号
  5. 2025/7/24

    2025年7月26日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る