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治療の最前線! 専門医に聞く
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治療の最前線! 専門医に聞くvol.32
肺がしぼんでしまう“気胸” 若い男性から中高年まで幅広く発症今年4月から、済生会和歌山病院に呼吸器外科が新設されました。当科でよく見られる疾患の一つに“気胸”があります。気胸とは、主に肺から空気が漏れ出して、肺が収まっている胸腔に空気がたまり、肺がしぼんでしまう病気です。大きく… -
治療の最前線! 専門医に聞くvol.31
喫煙していると血管がボロボロに
血流悪化による下肢の壊死に注意血管外科でよく見られる疾患の一つに“下肢閉塞(へいそく)性動脈硬化症”があります。この疾患は加齢や高血圧、高コレステロール血症などが原因とされ、特に糖尿病の人や喫煙者、透析患者は重症化しやすいのが特徴です。これらのリス… -
治療の最前線! 専門医に聞くvol.30
喫煙・歯周病は関節リウマチに注意
腫れや痛みがある人は相談を関節リウマチは手足の関節が腫れて痛む病気です。日本では約80万人の患者がいると推測され、日本の人口に対しておよそ150人に1人の割合になります。男女比は1対3で女性に多く、発症は40代が多いものの、10代から高齢者まで… -
治療の最前線! 専門医に聞くvol.29
睡眠時無呼吸症候群の症状に
夜間頻尿や緑内障の悪化も「いびきがうるさいから、別の部屋で寝て!」。睡眠中に大きないびきをかいて、家族から文句を言われていませんか。いびきは、気道が狭くなっているサイン。鼻・喉の異常や肥満により気道が狭くなると“睡眠時無呼吸症候群(以下SAS、… -
治療の最前線! 専門医に聞くvol.28
症状があれば、早期受診
脳梗塞の合言葉は”ACT FAST”脳卒中は、突然発症する脳の疾患で、要介護・寝たきりになる原因の第1位です。脳の血管が詰まる「脳梗塞」、脳の血管が破れる「脳出血」、動脈瘤(りゅう)が破れる「クモ膜下出血」の3種類に分けられ、その中でも、脳梗塞が約7割を… -
治療の最前線! 専門医に聞くvol.27
痛み止めを飲むときは腎臓に注意
「薬剤性腎障害」について腎臓には、体内の老廃物や余分な塩分、水分を尿として排せつする役割があります。体内に入った薬の多くも同じように、腎臓から排せつされます。そのため、腎臓は薬の影響を受けやすく、障害が起きやすい特徴があります。 が原因で、腎… -
治療の最前線! 専門医に聞くvol.26
脈が飛んだり、早くなったり
心房細動は加齢と共に要注意心臓がドキドキする“動悸(どうき)”。緊張すると脈が速くなったり、体の左側を下にして横になると自分の鼓動が聞こえて寝られなかったり︙。こうした動悸は心臓の病気ではないことが多いですが、脈が飛んだり、速くなったり、不整脈… -
治療の最前線! 専門医に聞くvol.25
高齢者に多いそけいヘルニア
足の付根が膨れたら外科へそけいヘルニアは俗称・脱腸とも呼ばれ、高齢者に多く、外科で診る疾患の一つです。外科手術の中で、そけいヘルニアの手術が最も多く、日本では年間約15万件もの手術が行われています。しかし、人口当たりの手術件数は海外よりも少な… -
治療の最前線! 専門医に聞くvol.24
“五十肩”だと思いがちな痛み
自分で判断せずに整形外科へ40~60歳代に多い五十肩。肩が痛くなって動かさずにいると関節が固まり、やがて痛みが治まっても肩があがりにくくなってしまいます。痛みが続きながらも自然と治まることが多いため、この年代の人は、肩が痛くなると「五十肩だ」と… -
治療の最前線! 専門医に聞くvol.23
定期的な健康診断で
疾病の早期発見と治療につなげる私たち消化器内科では、口から肛門までの消化管、肝臓・胆のう・胆管、すい臓の臓器も診療します。地域の医療機関とも連携し、受診した患者さんには症状の原因を早期に究明し、加療できるように努めています。 近年、食生活の欧米化によ…