寺や神社の石段、上りきったときの爽快感 頂上目指し、一段一段に幸せを祈願 膝下の疲れには、太ももの筋肉を意識するのがポイント

寺や神社の石段、上りきったときの爽快感

頂上目指し、一段一段に幸せを祈願

膝下の疲れには、太ももの筋肉を意識するのがポイント

一年の幸せを祈る初詣。見上げるほど長く、急な石段が続く神社や寺も珍しくありません。途中で息が上がり、足が重くなっても、上りきったときの爽快感は格別で“健康にいいかも”と思ってしまいますよね。でも気をつけないと、体に負担がかかることも…。

 

長い石段が続く紀三井寺の楼門

長い石段のある寺や神社は数知れず。観光地ともなると、毎日多くの参拝者が頂上を目指し、息を切らしながら上っているのを目にします。和歌山市内だけでも、紀三井寺(231段)、紀州東照宮(108段)、和歌浦天満宮(65段)など、長くて急な石段が思い浮かびます。

普段の生活で使う階段とは異なり、石段は踏み面の幅も高さも不ぞろい。和歌山県建築士会常務理事・鈴木善仁さんに階段の寸法について尋ねると、「現在の階段の寸法は、建築基準法で決められていて、一般住宅の場合、踏面15㌢以上、高さ23㌢以下とされています。でもこれは最低基準。一般住宅、学校、商業施設など、それぞれ生活の場に合わせて上り下りしやすい寸法に造られています」と説明します。
長く急な石段でも、体に負担をかけず、楽に上り下りしたいものです。

(写真①)太ももから体全体を持ち上げます

日本健康運動指導士会和歌山県支部長・川村譲さんは「足がだるくなるなど、特に膝下が疲れてくるのは、ふくらばぎの筋肉に負担がかかっているからです。かかとをしっかり踏み面につけて足の裏で体全体を持ち上げるようにして上りましょう。太ももの筋肉を意識するのがポイント。疲労が軽減されます」とアドバイス(写真①)。

(写真②)下ろす方と逆の足に重心を

下るときは、できるだけ、(段の)高い方の足に体重をのせ、下ろす方の足の衝撃を和らげます(写真②)。膝の悪い人は負担を和らげるために横向きで降りるのも一つの方法(写真③)。呼吸については、「力を入れるときに息を止めると、呼吸の回数が減って息切れします。しっかりと息を吐くことが大切。そうすると自然と酸素を吸い込むことができるので呼吸が整います」と話します。

(写真③)手すりを持ちカニ歩きのように

積み上げられた石段の高さは、真ん中に比べ、端の方がやや低くなっていることも。「ボコボコとした石段の場合は、できるだけ段が低く平らなところに足を着け、手すりも利用。急がず、マイペースで」と伝えます。

しかし、トレーニングとなると話は別。瞬発力やジャンプ力をつけるために、石段を駆け上り、ふくらはぎの筋肉に負荷をかけて鍛えることも。
紀三井寺の石段でトレーニングを重ねているのが、同市内のランニングチーム「汗濁大学アスリートクラブ」。昨年から同寺と共催し、楼門前から本堂に続く石段を駆け上がる「副開き速駈詣(はやがけまい)り」を開いています。2019年は1月14日(祝)午前9時から。2人ずつ順に駆け上がり、タイムを競います。同クラブ広報・岩倉敏浩さんは「びびらず、とにかく一気にかけ上がるのがコツです」ときっぱり。定員108人。12月20日(木)締め切り。スポーツエントリー(http://spoen.net/77011)から。参加費必要。問い合わせは下記 岩倉さん
ゆっくりでも速くても、頂上を目指して一段一段。初詣で幸せを祈願しましょう !

定員108人
締め切り12月20日(木)
参加申込スポーツエントリー
http://spoen.net/77011
問い合せ090(2190)0193
073(447)2990
岩倉さん
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