春になったら週末は畑にGO!
体験農園で野菜作り

リビング和歌山1月22日号「春になったら週末は畑にGO!体験農園で野菜作り」

  じわりじわりと関心が高まっている体験農園。手軽でしかもレジャー感覚でできるのが特徴です。和歌山市が運営する「四季の郷公園・土の農園」(同市明王寺)で利用者と指導者にインタビュー。春から野菜作りにチャレンジしたくなりますよ!

体験農園って?

一般的によく知られている市民農園は、小面積に区分けされた農地を借り受け、借主が独自に栽培する、いわゆる家庭菜園。それに対し、体験農園は農地管理者(農家)の指導が受けられる他、農機具や資材を貸してくれるのが主な特徴です。講習会や体験イベントなども開催し、利用者が楽しめるよう各農園がそれぞれ工夫を凝らしています。

 

野菜作り1年目の利用者 瀬川尊貴さん一家

瀬川尊貴さん一家

野菜作り1年目の利用者
瀬川尊貴さん一家


野菜作りのきっかけ

家族全員が野菜好き。自給自足に興味があっても、栽培方法などが分からないので行動に移せていませんでした。そんなとき、体験農園があると聞き、初めて参加。今では野菜作りが生活スタイルの一つになりました。

栽培を通して感じたことは

料理の体験イベントもあり同じ指導を受けても、それぞれの畑で生育状態が異なります。野菜の成長が目に見えて分かり、“生き物だなぁ”と実感しました。農園の作業以外にも、米作りやじゃがいも掘り&ポテトチップス作りなどの体験イベントがあり、子どもも大人も楽しんで参加しています。

1年間を振り返って

自分で作った野菜は味が濃くてとてもおいしい! バラエティー豊かな料理が食卓に並ぶようになりました。野菜が苦手でも、そのおいしさに気づくと思います。また、旬の野菜や、それらがどうやって作られているかなど、身をもって体験できたことは子どもにとっていい学びに。来期も続け、今期よりもっとうまく作ろうと家族みんなで話し合っています。

 

野菜作り40年以上の指導者 さんどう 副理事長 岩尾浩伸さん

「さんどう」は、和歌山市山東地区の人たちでつくるNPO法人。土の農園で野菜作りの指導をするなど活動しています

さんどう 副理事長 岩尾浩伸さん

野菜作り40年以上の指導者
さんどう 副理事長 岩尾浩伸さん


どんなところ?

「土の農園」では、あらかじめ耕した畑を準備。利用者は苗を植え、育てることから始めます。毎週日曜は指導者が常駐しているので、その日の作業工程を聞いたり、質問したりできます。その他、栽培に関する講習会や収穫した野菜を使った料理教室など、利用者向けの体験イベントも開いています。

指導者としての思い

体験農園での様子2

※撮影時だけ、マスクを外しています

土に触れたり、虫捕りをしたり、子どもたちはとても楽しそう。野菜作りは、命や自然の大切さが学べ、情操教育にもつながると感じています。できるだけたくさんの品目を栽培し、収穫の喜びを。そして家に持ち帰り、おいしさを味わってもらいたい、それが私たちの思いです。

野菜作りで大切なことは何

営農指導など農業に関わり、40年以上たちますが、農業は“脳業”といわれるくらい奥深い世界。気象条件によって左右もされ、ベテラン農家でも毎年課題が生まれます。大切なのは“今、水が欲しいのかな”などを感じ、愛情を持って育てること。興味のある人は一度体験農園に参加してください。

 

作るも食べるも楽しもう

野菜作りに必要な道具と、和歌山市の体験型の農園を中心に紹介。栽培スケジュールを見て、どんな野菜が収穫できるかもチェック!

体験農園で使用した道具一覧

野菜の収穫スケジュール

【参考】土の農園スケジュール
※各農園によって伐採品目が異なります。気候などによって収穫が前後する場合もあり

 

市民&体験農園を紹介

初心者でも気軽に参加できるのが体験農園。経験者など、自分のペースで自由に作りたい人は市民農園の利用もおすすめです。イメージイラスト

市民農園

和歌山市

農園の場所や空き状況などは、和歌山市に電話で問い合わせを。詳細については同市のホームページで確認ください
和歌山市・市民農園で検索を。

和歌山市農林水産課 073(435)1049
HP 和歌山市の市民農園

体験農園
農家が指導、道具の貸し出しなどあり

四季の郷公園「土の農園」
作業は苗植えからスタート。年間を通じて25種類ほどの野菜を育てます。また、勉強会や料理教室をはじめ、タケノコ掘り、泥んこ遊び・田植え・稲刈り、しめ縄作りなど、さまざまな体験イベントを開催。汗をかいたら、公園内のシャワー室(有料)が利用できる他、食材を買い足し、「炎の囲炉裏」で収穫した野菜を調理して食べることもできます。年間利用料5万円。
和歌山市・四季の郷体験農園で検索を

問い合わせ先 090(5159)1235(さんどう)
住所 和歌山市明王寺85
メールアドレス npo.sando@gmail.com
HP 体験農園の利用者募集について
利用期間 4月~翌1月、募集は3月15日(火)まで 43区画(応募多数の場合、抽選)

 

梅原ファーム
春は種まき、秋は土作りから体験。隔週を基本に栽培講習会が開かれています(金曜午後4時からと土曜午前9時から、各約30分)。害虫対策や肥料のやり方、マルチ(株元を覆うフィルム)を使った栽培方法などの指導が受けられます。年間利用料4万3800円。

問い合わせ先 073(456)0833
住所 和歌山市梅原308
メールアドレス kishi_masayuki@yahoo.co.jp
HP https://umehara-farm.jimdofree.com
利用期間 3月~翌1月、募集は1月31日(月)まで

 

太田ファーム
土作り~収穫の一連の作業を体験。有機肥料を使った無農薬栽培で年間約30種類の野菜を作ります。現在、動画配信サービス「ユーチューブ」で栽培方法を伝える取り組みもスタート(利用者限定)。農園で直接指導もOK。年間利用料4万3800円。

問い合わせ先 073(471)6010
住所 和歌山市新中島58-1
メールアドレス otafarm48@ybb.ne.jp
HP https://otafarm.jimdosite.com
利用期間 3月~翌1月、募集中 10区画(先着順)
事前説明会 1月22日(土)と23日(日) 午前10時から ※要予約

その他の体験農園

イキイキファーム(袋栽培もあり、収穫物は別途料金)
参加者の希望に応じて種・苗を準備。農園の管理者のアドバイスはもちろん、皆で意見を出し合いながら、集団で育てます。収穫物は皆でシェア。自宅で育てたい人には、基本第1・3水曜午前10時から、袋栽培の講習もあり。年間利用料1万2000円。

問い合わせ先 073(471)8360
住所 和歌山市中島242-1、241-1、250
利用期間 3月~翌1月、募集は2月28日(月)まで

 

ハートミュージック農園~癒やしの貸し畑~(障害のあるなしに関わらず参加OK)
自身で好みの種・苗を購入し、できるだけ化学肥料を使わずに栽培したい人を募集。栽培アドバイスが受けられる他、交流を大切にし、収穫体験も実施。音楽療法イベントも開催予定。農業と福祉の連携、団体の利用も可。1区間年間利用料3600円または6000円。

問い合わせ先 073(461)0956
住所 和歌山市弘西704
メールアドレス mail@heart-music.net
HP http://heart-music.net
利用期間 契約から1年間、随時募集(区画多数あり)
事前説明会 2月6日、3月6日、20日、4月3日の日曜
午前10時から ※要予約
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