お年玉は
親が管理するよりも
子どもが使い道を決めよう!

 1月もそろそろ終わり。子どもたちはお年玉の使い道を考えていますか。よく耳にするのは、親が無条件で預かり、使い方を親が決めてしまうことです。でも、それはちょっともったいない!お年玉は、子どもがお金の使い方を改めて考える良い機会となります。

「お年玉の使い方を一緒に考えようね」と声をかけてください。まずは、何が欲しいかを決めましょう。決まったら、どうやったら手に入るかを考えます。チラシを比べてセールの様子を見るのも良いでしょう。買うお店まで決まったら、いつ購入するかを決めましょう。後は、実行に移すだけです。この流れで大切なのは、大人はヒントや考える材料を与えても良いですが、最後の決定は必ず子ども自身がする、ということ。「こっちがいいんじゃない?」などと誘導するのは禁物です。自分で考えることが一番大事。この過程を経ることで、自分で考え、決定する決断力も身に付いていきます。

お金の使い方や金銭感覚を学ぶだけなら、親がおこづかいを子どもに渡し、一緒に使い方を考えることで身に付くかもしれません。ですが、お年玉は親以外の人から頂くことが多いもの。感謝の気持ちをきちんと伝えることで、社会性を身に付けていきます。そして、頂いたお年玉に対してより大切さを感じることによって、ありがたさを実感しながら、大切に使えるようになるのです。この機会に今一度、お年玉の使い方について子どもと一緒に考えてみませんか?

著者むらたますみ
キッズコーチングマネジャー
監修竹内エリカ
幼児教育者、日本キッズコーチング協会理事長
HPhttps://momsknack.com/

子育て・教育

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2025年12月20日号「寒い日のお楽しみ せいろ蒸し日和」
     寒い季節にぴったりのせいろ蒸し料理。ベジフル料理研究家・井上宣子さんによる考案、和歌山の食材を取…
  2. リビング和歌山2025年12月13日号「進化した往年の玩具、コレクションの極み 大人が夢中!「キダルトトイ」の世界」
     ちまたのおもちゃ屋さんはクリスマス商戦でかき入れ時。しかし実は今、“玩具市場”をけん引しているの…
  3. リビング和歌山2025年12月6日号「和歌山市内の5つの社寺を参拝 御朱印にときめく小旅へ」
     和歌山市内の5社寺を訪れて御朱印を集める「紀州神仏霊場巡り」が来年4月末まで行われています。全て…
  4. リビング和歌山2025年11月29日号「新たな視点で魅力を発掘し、情報を発信 岩出市地域おこし協力隊着任」
     JR岩出駅前に観光案内所の整備を進めている岩出市。市が初めて募集した地域おこし協力隊も着任し、“…
  5. リビング和歌山2025年11月22日号「昨年よりさらに進化!冬の街を彩る130万の光 KEYAKI Light Parade」
     今年も、けやき大通りがキラキラとした光と笑顔に包まれる季節がやってきます。今年で3年目となる冬の…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2025/12/18

    2025年12月20日号
  2. 2025/12/11

    2025年12月13日号
  3. 2025/12/4

    2025年12月6日号
  4. 2025/11/27

    2025年11月29日号
  5. 2025/11/20

    2025年11月22日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る