タニタに聞く!健康づくりvol.24 気付いても取れない加齢臭 3つの対策法①
- 2017/8/17
- みんなの健康
- タニタに聞く! 健康づくり
加齢臭の原因は?
皮脂の多い部分は特にケアを
汗ばむ夏は自分のにおいが気になりますが、においは季節を問わず年代によって発生するものもあります。特に40代頃から気になりだす「加齢臭」にスポットを当て、対策法を探っていきます。
年齢を重ねると皮脂を分泌する「皮脂腺」の中で「パルミトレイン酸」という脂肪酸が増加するといわれています。このパルミトレイン酸と同時に加齢とともに増えてくるのが「過酸化脂質」。脂質に酸素が結びつき変質した、脂がさびたようなものです。この2つが結びつき、パルミトレイン酸が連続的に酸化・分解されることによって、におい物質の「ノネナール」が発生するといわれています。
加齢が原因なので男女差はありません。加齢臭というと中年の男性のイメージが強いかもしれませんが、女性にも出てきます。嗅覚は3~4歳頃までに完成するといわれていますが、この時期にお年寄りと過ごした経験がある人はにおいに慣れていて、加齢臭を嫌なにおいと感じにくいとか。
また、加齢臭は皮脂が関係しているため、皮脂の分泌が多い部分は特にケアが必要です。耳の後ろは皮脂の分泌量の多い場所の1つ。洗い忘れが多い場所で、周りの人の鼻に近いこともあってにおいを認識されやすいようです。加齢臭は全身から出る可能性があります。汗を抑える成分が含まれている制汗剤は、主に脇や足への使用を目的に作られているのでこれを全身に使用すると、うまく発汗ができず熱中症になる危険もあるので注意が必要です。
加齢臭が気になるときは「ミョウバン」がおすすめ。1・5リットルの水に50グラムのミョウバンを溶かし、スプレー容器に入れておけば、制汗剤の代わりに使うことができます。ガーゼに含ませて制汗シート代わりにも。また素肌への使用が心配な人は衣類にスプレーするといいでしょう。
(出典・タニタの健康応援ネット「からだカルテ」)
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