皆さんは、体に不調があるとき、いつもかかっている診療所などはありますか?「かかりつけ医」とは、健康に関することを何でも相談できる、身近で頼りになる医師のこと。健康状態や病歴、体質、生活習慣などを把握して診察を行い、適切な治療やアドバイスをしてくれます。普段から受診しているため、体調の変化に気付いてもらいやすく、気軽に相談でき、コミュニケーションのストレスがないのも「かかりつけ医」の大きなメリットです(下記参照)。
また、体調が悪いとき、いきなり大病院を受診した経験はありませんか? 診療所などからの紹介状なしで大病院を受診すると、診察料とは別に特別料金(7000円以上)がかかります。気になる症状があれば、まずは「かかりつけ医」に相談しましょう。必要に応じて適切な大病院や専門医を紹介してくれますよ。紹介状があれば特別料金がかからないので、医療費の節約にもなります。
「かかりつけ医」とともに「かかりつけ薬局」を持つこともおすすめです。服用している薬を1つの薬局でまとめて管理することで、同じ作用を持つ薬の重複や、複数の薬の飲み合わせのチェックをしてもらえます。自分の体質をよく知る薬剤師に、薬のさまざまな相談にのってもらえると心強いものです。かかりつけ医や薬局を活用して、健康な毎日を過ごしてくださいね。(全国健康保険協会和歌山支部企画総務グループ)
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