命を守る住まいづくり 「耐震」「免震」「制震」

命を守る住まいづくり
「耐震」「免震」「制震」

絶対はないからこそ正しい知識と現状の把握を

現状を知るためにも耐震診断を

日本の建築基準法は、過去に起きた地震や災害を経て見直され、改定されてきました。そのたびに住宅の耐震性能は高められ、技術の向上へとつながっています。ただ、人が追い求めるうちに問題が発生するのも事実。免震問題のニュースは記憶に新しいところです。

「結局は人間の不正であり、免震装置自体の数字は裏切りません。現時点で、最も有効と思える耐震技術は“免震”が一番。現在、拠点となる庁舎や施設などの他、マンションや一戸建て住宅への採用も、確実に増えつつあります」と話すのは、和歌山県建築士事務所協会の角泰宏さん。改めて住宅の耐震性能を高める「耐震」「免震」「制震」について考えてみましょう。

耐震とは、揺れに対して建物が倒れないように柱やはりを丈夫にし、耐力壁や補強金物などで建物自体を強くすること。新築される建築物には最低限の耐震能力を備えていることが義務づけられています。

昭和56年6月以降に導入された建築基準法の「新耐震基準」では、住宅性能表示制度で評価される等級1と同じレベルの耐震性能が定められ、さらに等級2(1.25倍の強さ)、等級3(1.5倍の強さ)と耐震性を高めることが可能です。

一方、免震とは地面と建物の間に、ゴムやベアリングなどを使用した免震装置を設置し、地面の揺れを建物に伝わりにくくするもの。制震は建物に装置を組み込み、地震の揺れを低減させる工法で、どれも耐震にプラスして地震に備えます。

免震なら約30坪の一戸建て住宅で200〜300万円、制震なら100〜150万円が予算として加算されます。

「平成26年度からは木造住宅に加えて、非木造住宅も耐震診断が受けられるようになりました。耐震改修の補助対象にも追加されているので、早めにご相談ください」

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問い合わせ 建築士事務所協会
電話 073(432)6539

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