お母さんの気持ちを伝えると 子どもは善悪の判断がつくようになる

 子どもが言うことを聞かない…。ほとんどのお母さんがこれで困った経験があることでしょう。なだめたり、すかしたり、ご褒美で釣ってみたり。いろんな方法を試しても効き目がないとなると「もう勝手にして!」と言いたくもなります。

 実は大人が一生懸命話しても、子どもには伝わっていないことが多いのです。まだ経験値の少ない子どもは、理屈で物事を理解することができません。「こんなことしちゃ迷惑よ」「いけないことだからやめなさい」と切々と説いても、何がどういけないのかが伝わらないのです。子どもに善悪の区別を養ってほしいとき、一番大事なポイントはお母さんの気持ちを伝えるということ。ダメよ、悪いよと理屈で伝えるよりも「そんなことされたらお母さん悲しいな」「お母さん困っちゃう」と、お母さんの素直な気持ちを伝えてみましょう。これを心理学でアイメッセージと呼びます。相手を評価するのではなく、自分の気持ちを伝えることで、子どもにも理解しやすくなります。気持ちを聞くと、こうされると困るんだな、悲しいんだな、と分かります。子どもはお母さんの気持ちから善悪の区別を学ぶのです。

 だから、お母さんが素直な気持ちを子どもに伝えることはとっても大切。もちろん良いことをしたときも、「そうしてくれてお母さんうれしい、ありがとう」と、プラスの気持ちを伝えてあげてください。お母さんから受け取った優しい気持ちを、やがて他の人に向けられるようになります。

著者

むらたますみ
キッズコーチングマネジャー

監修竹内エリカ
幼児教育者、日本キッズコーチング協会理事長

子育て・教育

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