なめて叩いて投げる遊び 「できたね」で やる気を引き出そう

 ハイハイが始まると、お母さんはうれしい反面、目が離せなくなりますね。ちょっと気を抜くと、テーブルの上や床にあるものをなめたり、かじったり。お母さんは危険を避けようと大変になります。早くハイハイしてほしいと思っていたのにお世話が増えて疲れちゃった、と思うこともあるかもしれません。
実は、赤ちゃんが物を口に入れたり投げたりするのは、全て実験なのです。赤ちゃんにとっては見るもの触るもの全てが初めての経験。「これは何?」という好奇心を、口に入れたり、たたいたり投げたりすることで確認しているのです。硬い? 柔らかい? どんな味がする? 触った感じは? 投げたらどうなる? それら全て実験なのです。赤ちゃんはこの繰り返しで、驚くほどたくさんのことを吸収し、学んでいきます。止めるばかりではなく、状況が許す限りやらせてあげましょう。
「大きな音がしたね」「硬いね」など、状況をそのまま伝える言葉をかけましょう。赤ちゃんはお母さんの言葉で「硬いってこういうことか」などと学んでいきます。もっと知りたいという好奇心が、もっとやりたいというやる気を育てます。
また、物を投げ始めるのは手首が成長してきた証。投げることで体の成長も促されています。柔らかいボールや軽いスポンジなどを渡して、投げる遊びをすればよいでしょう。手首や指先の使い方を学びます。サインを見逃さずに遊びに取り入れていくと、心と体のバランス良い成長を助けることができるでしょう。

著者むらたますみ
キッズコーチングシニアトレーナー
監修竹内エリカ
幼児教育者、日本キッズコーチング協会理事長

子育て・教育

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