アンケート調査で意識・実態が明らかに
コロナ禍での家づくり
カタチも、求めるものも変化

コロナと上手に付き合いながら
時代に即したマイホームを

日本国内で新型コロナウイルスの感染が確認されて1年以上が経過しましたが、いまだその収束の兆しが見えていません。まだまだ外出を控える人が多く、また、日々の暮らしで“新しい生活様式”を余儀なくされ、家づくりのカタチも、マイホームに求めるものも、変化してきています。

首都圏で住宅展示場「ハウジングステージ」を企画・運営している「ファジー・アンド・オフィス」が、昨年8~9月にインターネットで「コロナ禍での住まいづくりに関する意識・実態調査」を実施。それによると、「コロナ禍で住まいづくりに影響はありましたか?」(複数回答形式)

という問いかけに対し、35.2%の人が「特に影響はなし」と回答。しかし、「モデルハウスや住宅展示場、不動産店舗へ行くのをやめた」(25.7%)、「検討を中断、様子見することにした」(20.8%)と答えた人も。住宅メーカーは、オンラインで見学会や相談会を行ったり、Iot(モノのインターネット)を活用してモデルハウスを無人閲覧できるようにするなど、時勢に合わせた対応を進めています。

さらに、「コロナ禍で今後の住まいや暮らしに欲しくなったものは?」(複数回答形式)という設問に対して、48%が「広いリビング」、46.8%が「遊べる広い庭・屋上・バルコニー」と回答。「広いリビング」を望む声はコロナ禍前と変わりはなさそうですが、庭・屋上・バルコニーは“外出自粛”を経て、家でも子どもが伸び伸びと遊べるスペースを確保したいと、特に女性の声が多数(52.2%)。一方、男性は、52.6%が「自分専用の個室や間仕切りされたスペース」と答えていて、テレワークになって仕事スペースを切望する人もいれば、おうち時間が増えて、家族に干渉されない“一人時間”がほしいという本音も聞こえます。

また、「健康や衛生面について考える上で、今後の住まいや暮らしに欲しくなったものは?」(複数回答形式)という質問には、62.7%が「優れた空気清浄や通風・換気性能」、46.8%が「備蓄品の収納スペース」と回答。家族でしっかり話し合って、“ウィズコロナ”“アフターコロナ”にも対応できるマイホームを!

 

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