今更ながらの「豊臣兄弟」
その突破口は!?

テレビのツムジ


今更ながらの「豊臣兄弟」
その突破口は!?

 一昨年の大河ドラマ「光る君へ」を平均視聴率で下回り、歴代ワースト2位となった昨年の「べらぼう」。視聴者にとってなじみが薄い町人が主人公だったことや、遊郭など家族で見づらいシーンが多かったとの声も聞こえる。ちなみに、歴代ワーストは「いだてん」。主人公が前後半で入れ替わる構成が、視聴者には分かりにくいという指摘が多かった。で、今年の大河「豊臣兄弟!」。主人公も舞台も戦国とあって、期待できるのか…。

まずNHKが公言しているのが、秀吉の弟・秀長を軸に据えた「兄弟の物語」ということ。これまでの大河は「主君と家臣」「敵と味方」といった構造だったが、今作は「家族関係」を物語の核に据える。近年の制作費削減により、派手な合戦シーンを最小限に、人間ドラマを中心に描かれるだろう。とはいえ、兄・秀吉の生涯は誰もが知っている。事件も合戦も出来事も知られている中で、ドラマとしてどう成立させるのか。その突破口を作るのは、脚本家や演出家の見せどころだろう。いや、むしろその葛藤をドラマにすれば、案外受けるかもしれない。

テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける

コーナー

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2026年1月17日号「2024年度県不登校児童生徒数過去最多 わが子が不登校になったら」
     2024年度の全国の小中学校の不登校児童生徒数は35万3970人。少子化が続く中、不登校の数は1…
  2. リビング和歌山2026年1月10日号「全国の編集長がセレクト 日本の“うま米&ごはんのお供”プレゼント!」
     毎年恒例の大人気プレゼント企画、今回は地元自慢のお米と、これがあれば何杯でもいける! というより…
  3. リビング和歌山2025年年末年始号「2026年 幸運をつかみ 午く良い年に」
     2026年の干支(えと)「午」。力強く駆け抜けるその姿は、未来への希望を象徴する縁起の良い存在と…
  4. リビング和歌山2025年12月20日号「寒い日のお楽しみ せいろ蒸し日和」
     寒い季節にぴったりのせいろ蒸し料理。ベジフル料理研究家・井上宣子さんによる考案、和歌山の食材を取…
  5. リビング和歌山2025年12月13日号「進化した往年の玩具、コレクションの極み 大人が夢中!「キダルトトイ」の世界」
     ちまたのおもちゃ屋さんはクリスマス商戦でかき入れ時。しかし実は今、“玩具市場”をけん引しているの…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2026/1/15

    2026年1月17日号
  2. 2026/1/8

    2026年1月10日号
  3. 2025/12/25

    2025年年末年始号
  4. 2025/12/18

    2025年12月20日号
  5. 2025/12/11

    2025年12月13日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る