大河ドラマ「光る君へ」が
輝くためには?

テレビのツムジ

大河ドラマ「光る君へ」が
輝くためには?

 紫式部の生涯を描いたNHK大河ドラマ「光る君へ」。これが、なかなか面白い。親族同士の骨肉の争い、そして、悲哀。謀略が渦巻く宮中の人間模様が実によく描かれている。今までの大河と違い、あまり知られていない平安時代というのが良かった。先を知らない展開が続き、ネタバレがないのだ。また、同じセットを使ったシーンが多いだけに、飽きさせないようなこだわりも感じる。そして、同じセットを使い回すことで、今作は制作費も抑えられていることだろう。これで視聴率が良ければ、コスパが良いとなるが、現実は甘くない。

現時点の平均視聴率を見ると、歴代ワースト2位だった昨年の「どうする家康」を下回っている。いわゆる、大河のチャンバラを期待していたファンには響いていないといったところか。ならば、思い切って、第1話からの再放送を無料でやってみるのもありかと。ちなみに、最終回は12月15日の予定。毎年、高視聴率を誇るM―1決勝戦の真裏を避けてきた。これが吉と出るか、凶と出るのか。後世に「光らない君へ」と言われないことだけを切に願う。

テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける

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