女性目線のかわいらしい作品を!
チェーンソーで彫るフクロウやウサギ

チェンソーアート・ジャパン 認定講師  宮根恭子さん 【プロフィル】和歌山県に移住して10年。自然に囲まれた生活を満喫中。

チェンソーアート・ジャパン
認定講師 宮根恭子さん
【プロフィル】和歌山県に移住して10年。自然に囲まれた生活を満喫中。

数台のチェーンソーを巧みに操り、繊細な作品を生み出すチェーンソーカービング。「キュイン、キュイン」とうなるエンジン音を大きく響かせ、一本の丸太から動物などを彫り出すパフォーマンスは、見る人の目をくぎ付けにします。近年、セミプロになったり、趣味にしたりする人も増えてきており、その中には女性の姿も―。

 元世界チャンピオンの城所(きどころ)ケイジさん率いる「龍神チェンソーカービング倶楽部(くらぶ)」(田辺市龍神村、チェンソーアート・ジャパン主宰)で、作品作りに取り組んでいるのが、紀の川市在住の宮根恭子さん。身長156㎝と小柄ながらも、重量のあるチェーンソーを軽々と持ち上げ、豪快に木くずを飛ばしています。以前、東京都近郊で間伐の森林ボランティアをしていた宮根さん。東日本大震災を機に、“自然を身近に感じながら暮らしたい”と、地域おこし協力隊として紀美野町へ。その後、日高川町に移り住み、林業の仕事に携わっていたときに城所さんと出会い、チェーンソーカービングの魅力にはまったそう。宮根さんは「通常なら捨てられる木でも、手を加えることで価値あるものになります。まだまだ修業の身ですが、私はかわいらしさにポイントを置いて作っています」と笑います。

 宮根さんは紀北地方でもチェーンソーカービングを広めようと、7月23日(土)、県植物公園緑花センター(岩出市東坂本)で、「フクロウ作り講習会」を開催。その様子を見学することもできます(午前10時~午後3時)。宮根さんは「今後イベントなどでパフォーマンスを見てもらえる機会が増えれば」と話しています。

チェンソーアート・ジャパン0739(78)8105

コーナー

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2025年8月9日号「語り継ぐ体験、記録で伝える 戦後80年、未来へ残す記憶」
     1945(昭和20)年8月15日の終戦から、今年で80年を迎えます。戦争を直接体験した人々が少な…
  2. リビング和歌山2025年8月2日号「専門店が続々登場、美と健康をサポートするスーパーフード ブーム再燃!アサイーボウル」
      まだまだ暑さが続く今年の夏。涼しく冷んやりと、そして健康に乗り切るためにアサイーボウルはいかが…
  3. リビング和歌山2025年7月26日号「進化する「北ぶらくり丁」」
     レトロな雰囲気のなかに、遊び心と新しさが交錯する北ぶらくり丁が活気にあふれています。アーケードの…
  4. リビング和歌山2025年7月19日号「駅舎物語」
     和歌山県内にある約130の駅の中から、鉄道を利用して訪れてほしい駅をピックアップして紹介します。…
  5. リビング和歌山2025年7月12日号「参加者募集!リビング特別体験イベント夏休み! 親子で工場見学」
     もうすぐ夏休み。親子で工場見学に出かけませんか。地元和歌山にゆかりのある産業やものづくりを知り、…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2025/8/7

    2025年8月9日号
  2. 2025/7/31

    2025年8月2日号
  3. 2025/7/24

    2025年7月26日号
  4. 2025/7/17

    2025年7月19日号
  5. 2025/7/10

    2025年7月12日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る