寒い冬は植物が休眠状態に 土づくり・剪定で春に備えて

密になった葉や茎はすっきりと

土が見えるくらいまですっきりと

土が見えるくらいまですっきりと

冬は、多くの植物が休眠状態になり、ゆっくりと成長する時期です。自宅の庭で手軽に育てられる庭木・低木を紹介する「お気に入りの樹木を見つけよう」。今回は、冬の庭の手入れについて触れてみましょう。

教えてくれるのは、庭づくりと園芸の専門店「ガーデナーズジャパン」(海南市南赤坂)の中野誠介店長。「春に向けて、土づくり、樹木やバラの剪定などに適した時期」と話します。

見頃を終えた一年草は、土の中の根っこを取り除き、石灰や堆肥を入れて掘り起こし、柔らかな土へと土壌を改良。多年草は、秋から冬にかけて伸びた葉や茎を、土が見えるくらいまで切り落とします(写真①)。

樹木は、春に葉が芽吹いたときに風が通りやすくなるように剪定します。中野店長は、「下向きの枝や、幹の根元から生えている枝は切りましょう。でも、桜など剪定に弱い樹木もあるので注意が必要です」とアドバイス。

バラにとっては、一年の枝の成長の基点をつくる時期。ミニバラは、枝を土から約3センチ残してカット。ツルバラや木立ちのバラは、今年伸びた枝を主に切ります(写真②)。「特にツルバラは、開花した時の全体像を思い浮かべて剪定(せんてい)するのがポイント。この季節に樹木を植えるならアカシア(写真③④)がおすすめ」と話しています。

20151205housing02

ハウジング

 

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2025年5月24日号「価格高騰!令和米騒動 今こそ考えたい、食と農の未来」
     政府が備蓄米を放出したものの、市場への影響は限定的で、米の高騰が続いています。こうした状況だから…
  2.  「消費者トラブルは自分には関係ない」「だまされない」と思っていませんか。トラブルは身近に潜み、誰…
  3. プレミア和歌山認定品の毬玉アクセサリーや天然石や真鍮のアクセサリー、ビーズ・スパンコール刺繍の…
  4. リビング和歌山2025年5月10日号「子どもができる“お片づけ術”」
     「片づけなさい!」と、今日は何度子どもに言いましたか? でも、ちょっと待って。子どもが片づけやす…
  5. リビング和歌山2025年4月26日号「景色やグルメ、レジャーをとことん楽しむ GWは紀美野町にお出かけ」
     山に囲まれ、自然豊かな景色が広がる紀美野町。最近は飲食店などが増え、人気のスポットになってます。…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2025/5/15

    2025年5月17日号
  2. 2025/5/8

    2025年5月10日号
  3. 2025/4/24

    2025年4月26日号
  4. 2025/4/17

    2025年4月19日号
  5. 2025/4/10

    2025年4月12日号
一覧

アーカイブ一覧

S