寒い冬は植物が休眠状態に 土づくり・剪定で春に備えて

密になった葉や茎はすっきりと

土が見えるくらいまですっきりと

土が見えるくらいまですっきりと

冬は、多くの植物が休眠状態になり、ゆっくりと成長する時期です。自宅の庭で手軽に育てられる庭木・低木を紹介する「お気に入りの樹木を見つけよう」。今回は、冬の庭の手入れについて触れてみましょう。

教えてくれるのは、庭づくりと園芸の専門店「ガーデナーズジャパン」(海南市南赤坂)の中野誠介店長。「春に向けて、土づくり、樹木やバラの剪定などに適した時期」と話します。

見頃を終えた一年草は、土の中の根っこを取り除き、石灰や堆肥を入れて掘り起こし、柔らかな土へと土壌を改良。多年草は、秋から冬にかけて伸びた葉や茎を、土が見えるくらいまで切り落とします(写真①)。

樹木は、春に葉が芽吹いたときに風が通りやすくなるように剪定します。中野店長は、「下向きの枝や、幹の根元から生えている枝は切りましょう。でも、桜など剪定に弱い樹木もあるので注意が必要です」とアドバイス。

バラにとっては、一年の枝の成長の基点をつくる時期。ミニバラは、枝を土から約3センチ残してカット。ツルバラや木立ちのバラは、今年伸びた枝を主に切ります(写真②)。「特にツルバラは、開花した時の全体像を思い浮かべて剪定(せんてい)するのがポイント。この季節に樹木を植えるならアカシア(写真③④)がおすすめ」と話しています。

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