テレビの世界
気にしぃが多い理由とは?

テレビのツムジ


テレビの世界
気にしぃが多い理由とは?

 前に喫煙可の居酒屋でご飯を食べていたことがある。とはいえ客は誰ひとり吸ってなく、店内の空気も綺麗なまま。すると、店長がこちらの席へと近づき、腰を下ろした。おもむろにたばこに火をつけ、こちらに煙をはき出したのだ。彼に悪気は全くないのは分かっている。恐らく、そこは定位置なのだろう。でも、食べている客側に向けなくても…。こんなこと気にするのは、ダメだろうか。結局、すぐに店を出たのだが。

この話を会議ですると、多くのスタッフが共感してくれた。というのも、テレビスタッフには、“気にしぃ”な人が多い。むしろ、そういった人の方が、デキるという印象さえある。例えば、誰かを不快にさせる言葉や表現はないか、クレームが来ないようリスクを事前に考えるのだ。彼らの気にしぃは、単なる神経質ではない。それは、番組を成功させるための想像力であり、危機管理能力なのだ。とはいえ、今はクレームが正義となる時代。その気にしぃの度合いは、年々エスカレートしている。ただ、なぜかスタッフのギャラのことだけは気にしぃじゃない。困ったものだ。

テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける

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