トップ3は全て郡部に属する「町」
「大東建託」(本社=東京都港区)の研究機関、「賃貸未来研究所」が、居住者を対象に毎年調査している「いい部屋ネット 街の住みここちランキング 和歌山県版」を公表。2025年は、西牟婁郡上富田町が住み心地ナンバーワンの町に選ばれました。
上富田町は、「行政サービス」「物価・家賃」の項目で住民の評価が高く、22年の調査から4年連続で首位を走ります。「上富田スポーツセンターを軸に、スポーツによるまちづくりや健康づくりに、官民が連携して取り組んでいます」と、自治体担当者は町の魅力をアピールしています。
2位は、昨年も同位だった有田川町に決定。平野部には、JRの特急停車駅や、高速道路のインターチェンジがあり、都市部へのアクセスが良く、自治体では移住支援に力を入れています。
3位は、昨年7位から大幅に順位を上げた日高川町。大阪市内から車で約1時間半の“程よい距離にある田舎”として、人気が集まっている、と自治体担当者。また、居住者は、「静かさ・治安」「防災」の項目で、高く評価していました。
「住みたい街ランキング」も、同時に発表されました。1位に輝いたのは和歌山市で、7年連続で首位をキープしています。2位は東京23区と大阪市天王寺区が同率。4位も同率で、神戸市中央区と那覇市。那覇市は、今回新たにランクインしています。
一方、「住みたい街が特にない」「今住んでいる街に住み続けたい」と答えた人は合計で77・3%。現在の居住地を評価する結果となっていました。
両ランキング和歌山県版より引用(大東建託調べ)
いい部屋ネット 街の住みここちランキング2025

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いい部屋ネット 住みたい街ランキング2025

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