街の達人が案内! わがまちガイド③
利便性と歴史が交差する
太田・黒田地区
- 2026/9/25
- 暮らそら
駅の近くに生活施設が集まる

街の達人が和歌山市・岩出市・海南市の各エリアを紹介! シリーズ第3回は、和歌山市の「太田・黒田地区」です。和歌山県や大阪府で不動産業などを展開する「アズマハウス」(本店=和歌山市黒田)の専務取締役・平山豊和さんに聞きました。
和歌山県の玄関口であるJR和歌山駅の東側に広がる同地区は、交通利便性の高さが特徴です。JRで大阪・奈良・和歌山南部へアクセスでき、和歌山電鐵(でんてつ)貴志川線も直結。駅の東口には、関西国際空港や関東方面行きのバス乗り場もあります。
「通勤や通学に便利なことから、駅周辺のマンションへ県内外から転居してくる人が多くいます。一方で、駅から少し離れた住宅街には古くからの住民が多く、また、販売中の分譲地は子育て世帯に人気があります。さまざまな世代や住居スタイルが混在している地区という印象です」と、平山さんは説明します。
百貨店やスーパー、飲食店、クリニックなどの生活施設が駅を中心にコンパクトにまとまり、保育所や幼稚園、小中学校、県立の中高一貫校がそろうなど、バランスの良い住環境が整います。
土地価格は幅があり、「幅員が20メートルほどの大通り沿いなら、1坪80万円ほど。分譲地なら45万円前後が相場でしょう」と平山さん。「昔ながらの住宅地で道が狭いエリアなら、1坪20万円台の土地があります。古家を撤去して新築を建てるケースも見られますよ」
都会的な印象を持つ地区ですが、歴史的な一面もあります。「このエリアほぼ一帯は『太田・黒田遺跡』。弥生時代に人が住み始めたといわれます」と平山さん。さらに「今、大河ドラマで注目を集める豊臣秀吉ですが、水攻めで知られる太田城もこの地区が舞台。関連するスポットも点在しています」と話します。現代的な利便性と土地に息づく歴史が交差する街、「太田・黒田」エリア。新旧の魅力あふれる暮らしが送れそうです。

和歌山駅周辺で生まれ育ち、街の移り変わりを半世紀以上見続けてきた平山さん










