May国際合唱コンクールで日本人として初めての特別賞

和歌山児童合唱団が受賞

May国際合唱コンクールで日本人として初めての特別賞

コンクールで歌声を披露する団員たち


和歌山児童合唱団が、5月12日~14日にブルガリアで行われた「第37回May(メイ)国際合唱コンクール」に出場。ブルガリア作品賞で、最優秀賞に値する「特別賞」を受賞しました。日本人で同賞を受賞するのは初めての快挙です。

同コンクールは、世界で権威のあるヨーロッパ6大合唱コンクールの一つ。さまざまな国際コンクールでの実績を持つ団体が招待されます。今回は、混声合唱の部、同声合唱の部、室内合唱の部の3部門に、11カ国13団体が参加しました。その中でも、児童の合唱団として参加したのは、同団だけ。

指揮者の沼丸晴彦さん

指揮者の沼丸晴彦さん


ヨーロッパで発生したテロなどの世情もあり、全団員の半数以下、中学2年生から高校3年生の24人での出場に。団員の植松美侑さんは「いつもの半分以下、下級生が中心のメンバーで、不安もありましたが、賞を受けることができてほっとしました」

指導者であり、指揮者の沼丸晴彦さんは「子どもたちには、合唱音楽を通してさまざまな経験をしてほしいと考えています。和歌山児童合唱団は、単に賞を取ることを目標にしているのではなく、たくさんの優秀な人と出会うことで、マナーやあいさつなど、人間性を育むことを目指しています」と話します。「滞在期間中、同世代のソフィア少年合唱団と接する機会があり、そのレベルの高さに感動。私たちもがんばりたいと思いました」と団員の大野仁美さん。世界的なレベルの団体や人と肩を並べるため、努力を惜しまず練習を続ける同団の、今後の活躍が期待されます。

普段の練習風景

普段の練習風景


コーナー

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2025年8月9日号「語り継ぐ体験、記録で伝える 戦後80年、未来へ残す記憶」
     1945(昭和20)年8月15日の終戦から、今年で80年を迎えます。戦争を直接体験した人々が少な…
  2. リビング和歌山2025年8月2日号「専門店が続々登場、美と健康をサポートするスーパーフード ブーム再燃!アサイーボウル」
      まだまだ暑さが続く今年の夏。涼しく冷んやりと、そして健康に乗り切るためにアサイーボウルはいかが…
  3. リビング和歌山2025年7月26日号「進化する「北ぶらくり丁」」
     レトロな雰囲気のなかに、遊び心と新しさが交錯する北ぶらくり丁が活気にあふれています。アーケードの…
  4. リビング和歌山2025年7月19日号「駅舎物語」
     和歌山県内にある約130の駅の中から、鉄道を利用して訪れてほしい駅をピックアップして紹介します。…
  5. リビング和歌山2025年7月12日号「参加者募集!リビング特別体験イベント夏休み! 親子で工場見学」
     もうすぐ夏休み。親子で工場見学に出かけませんか。地元和歌山にゆかりのある産業やものづくりを知り、…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2025/8/7

    2025年8月9日号
  2. 2025/7/31

    2025年8月2日号
  3. 2025/7/24

    2025年7月26日号
  4. 2025/7/17

    2025年7月19日号
  5. 2025/7/10

    2025年7月12日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る