歯と口の健康コラム「ライフステージに沿った予防とケア 胎児期①」


今回から、歯や口腔内のトラブル予防とケアについて、ライフステージに沿って解説していきます。まずは胎児期として、妊娠期に気を付けておきたいことをまとめます。

妊娠中はホルモン分泌の変化により、口の中の唾液が酸性に傾き、むし歯や歯肉の炎症になりやすい状態にあります。歯周病は低体重児出産や早産の原因となることがあるので、定期的に歯の健診を受けるのが理想です。妊娠安定期には受診しましょう。

歯ブラシを口に入れるだけで気持ちが悪くなることが多く、歯みがきがおろそかになり、口の中に食べかすが残りやすくなりますので、注意しましょう。

妊娠期の口腔内のトラブルとして多いのは、「娠性エプーリス」。〝エプーリス〞は、身体の一部の組織が増殖した状態のことで、歯ぐきに〝できもの〞(良性腫りゅう)ができる症状を指します。ほとんどの場合は、出産後に自然に消えますが、治らないときは歯科を受診してください。

また、「口内炎」や「口角びらん」もよく見られる症状です。ビタミンやミネラルなどの不足により、口内炎や口唇の端にただれができやすくなります。予防のためには、栄養バランスのよい食生活を心がけることが大切です。

妊娠期に心がけたいセルフケアについて。つわりなどで歯みがきができないときは、ぶくぶくとうがいをして、口の中をを清潔に。だらだらと甘いものを食べることは控え、食べたら口をゆすいで、食べカスが口に残らないように気をつけましょう。気分のよい時間帯を見計らって、丁寧に歯みがきをしてください。

(和歌山県歯科医師会・地域保健委員会)

コーナー

関連キーワード

 

私立中学校・高等学校進学フェアin和歌山2026

私立中学校・高等学校進学フェアin和歌山2026

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2026年1月24日号「南葵音楽文庫100年 紀州徳川の世界的な音楽遺産」
     「南葵音楽文庫」の前身である「南葵音楽図書館」が、開館して100年を迎えました。その魅力を広めよ…
  2. リビング和歌山2026年1月17日号「2024年度県不登校児童生徒数過去最多 わが子が不登校になったら」
     2024年度の全国の小中学校の不登校児童生徒数は35万3970人。少子化が続く中、不登校の数は1…
  3. リビング和歌山2026年1月10日号「全国の編集長がセレクト 日本の“うま米&ごはんのお供”プレゼント!」
     毎年恒例の大人気プレゼント企画、今回は地元自慢のお米と、これがあれば何杯でもいける! というより…
  4. リビング和歌山2025年年末年始号「2026年 幸運をつかみ 午く良い年に」
     2026年の干支(えと)「午」。力強く駆け抜けるその姿は、未来への希望を象徴する縁起の良い存在と…
  5. リビング和歌山2025年12月20日号「寒い日のお楽しみ せいろ蒸し日和」
     寒い季節にぴったりのせいろ蒸し料理。ベジフル料理研究家・井上宣子さんによる考案、和歌山の食材を取…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2026/1/22

    2026年1月24日号
  2. 2026/1/15

    2026年1月17日号
  3. 2026/1/8

    2026年1月10日号
  4. 2025/12/25

    2025年年末年始号
  5. 2025/12/18

    2025年12月20日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る