まじめママ必見
入園準備は完璧よりも
“楽しい!”を目指して

 初めての子ども、初めての入園。4月を見据え、子どもと一緒にドキドキしているお母さんも多いことでしょう。園によっては「オムツは外してきて」「自分のことは自分で」など、生活面で指示があるかもしれませんね。こんなとき、厳しくしつけるのは逆効果。お母さんが真剣になり過ぎると子どもは大きなプレッシャーを感じ、入園=大変、幼稚園=怖い所というイメージを持ってしまいます。子どもにとって入園は、ただでさえ大好きなお母さんと初めて離れる試練の時期。表に出さない子でも、寂しさや心細さを抱えているものです。

 この時期に一番大切なのは、“幼稚園=楽しい所”というポジティブなイメージを持たせてあげること。そのためには小さな“できた”を増やしましょう。子どもが何かできたとき、すかさず声をかけてあげてください。「ズボン一人ではけたね!」「今日は自分で起きられたね」「ご飯を一人で食べられたね」…など、大げさにほめるのではなく、できた事実を言葉にして確認させてあげましょう。その積み重ねが「自分はできる」という自信になります。

 不安な様子を見せるようなら、励ますのではなく、ただ抱きしめるのもおすすめ。毎日7秒間抱きしめて、安心貯金をしておきましょう。お母さんが焦らなくても、入園してからも先生たちのサポートやお友達のマネなどを通して、こちらが驚くほどぐんぐん成長します。4月からの生活を親子で楽しむために、完璧な準備はぜひ手放してくださいね。

著者むらたますみ
キッズコーチングマネジャー
監修竹内エリカ
幼児教育者、日本キッズコーチング協会理事長
HPhttps://momsknack.com/

子育て・教育

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