今更ながらの「豊臣兄弟」
その突破口は!?

テレビのツムジ


今更ながらの「豊臣兄弟」
その突破口は!?

 一昨年の大河ドラマ「光る君へ」を平均視聴率で下回り、歴代ワースト2位となった昨年の「べらぼう」。視聴者にとってなじみが薄い町人が主人公だったことや、遊郭など家族で見づらいシーンが多かったとの声も聞こえる。ちなみに、歴代ワーストは「いだてん」。主人公が前後半で入れ替わる構成が、視聴者には分かりにくいという指摘が多かった。で、今年の大河「豊臣兄弟!」。主人公も舞台も戦国とあって、期待できるのか…。

まずNHKが公言しているのが、秀吉の弟・秀長を軸に据えた「兄弟の物語」ということ。これまでの大河は「主君と家臣」「敵と味方」といった構造だったが、今作は「家族関係」を物語の核に据える。近年の制作費削減により、派手な合戦シーンを最小限に、人間ドラマを中心に描かれるだろう。とはいえ、兄・秀吉の生涯は誰もが知っている。事件も合戦も出来事も知られている中で、ドラマとしてどう成立させるのか。その突破口を作るのは、脚本家や演出家の見せどころだろう。いや、むしろその葛藤をドラマにすれば、案外受けるかもしれない。

テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける

コーナー

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2026 入賞作品発表

交通安全キャンペーン2026 入賞作品発表

おすすめ記事

  1.  和歌山電鐵貴志川線が4月、運行開始から20年を迎えました。これまでの歩みを振り返るとともに、今後…
  2.  長く垂れ下がる花房と、ふわりと広がる紫の彩りが美しい藤。和歌山県内にも名所が点在しています。藤ス…
  3. リビング和歌山2026年4月4日号「今年の春は、寒暖差に負けない体づくりの新習慣! 体温調整をマスターしよう」
    気象庁によると、昨年4月の平均最高・最低気温の差は9.3度。1年で最も寒暖差が激しい春に、「毎年体…
  4. リビング和歌山2026年3月28日号「和歌山市の市立中学校 新制服今春から着用スタート!」
     和歌山市では4月から、市立中学校で共通デザインの新制服が導入されます。長年親しまれてきたつめ襟の…
  5. リビング和歌山2026年3月21日号「あっ!見~つけた!! 地元農家のポツンと直売所」
     市街地から郊外へ車を走らせると、ふと現れる野菜の直売所。新鮮な農産物が無造作に並べられ、うれしい…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2026/4/16

    2026年4月18日号
  2. 2026/4/9

    2026年4月11日号
  3. 2026/4/2

    2026年4月4日号
  4. 2026/3/26

    2026年3月28日号
  5. 2026/3/19

    2026年3月21日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る