コラボ商品など関係強化へ タニタが東洋ライスに感謝状

健康を意識した「タニタ食堂の金芽米」などの人気を受け

タニタ食堂の金芽米を持つ谷田社長(左)と、感謝状を受けた阪本副社長(右)

 「金芽米」や「金芽ロウカット玄米」などを手掛ける米の総合メーカー・東洋ライス(本社=和歌山市、東京都中央区)に、健康計測機器メーカー・タニタ(本社=東京都板橋区)から感謝状が贈られました。コラボ商品「タニタ食堂の金芽米」の連携に対するもので、「健康」を軸に、今後さらに関係を強化していくことを確認し合いました。

 東洋ライスが開発した金芽米は、米の栄養分やうま味成分が多く含まれる「亜糊粉層(あこふんそう)」を残した独自の精米法で作られています。吸水性が高く、米を炊く際に米粒が大きく膨らむので、通常の精米した米より約1割減らしても、同じ量のご飯が炊き上がるため、1食のカロリーを抑えらるのが特長です。

 タニタが運営する、おいしくて健康的なメニューで知られる「タニタ食堂」は、2012年から金芽米の提供を開始。同年には、全国のスーパーなどでタニタ食堂用としてブレンドされた金芽米やパックご飯が発売され、人気商品となっています。

 授与式は、和歌山市内の東洋ライスで行われ、タニタの谷田千里社長から、東洋ライスの阪本哲生副社長に感謝状が手渡されました。谷田社長は、タニタ食堂など、全国28カ所で金芽米を導入していることに触れ、「長年に渡って米について研究され、その加工技術の高さが魅力です。連携を深めていければ」と感謝の気持ちを伝えると、阪本副社長は「世の中にないものをつくり、人々の健康に役立ちたいという思いが同じです。長く付き合っていきたいです」と礼を述べました。その後、谷田社長は精米工場などを見学しました。

持続可能な食の勉強会でギネス達成

ギネスの達成を喜ぶ参加者たち(和歌山会場で)

 東洋ライスは、東京、和歌山、沖縄の3会場をインターネットでつなき、持続可能な食に関する勉強会を開く「世界最大のサスティナブル・フード・レッスン複数会場」でギネス記録に挑み、有効人数359人と見事に世界記録を達成しました。

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